ニッケイ新聞 2008年7月22日付け 日本海に浮かぶ「竹島」(韓国名は独島)の領有を巡って日本と韓国が大騒ぎである。いや、日本というよりも、韓国が騒々しい。ソウル市民らが抗議のために日本大使館に押し寄せ卵を投げるの狼藉もあるし、新聞やテレビも日本非難の記事で埋まり、李明博大統領までが乗り出しての日本批判は、いささか出過ぎの嫌 ...
続きを読む »コラム
コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年7月19日付け 先週末、催された七夕祭りに初めて行ったのだが、歩行者天国となったリベルダーデの会場は人、人、人――。二日間で十万人が足を運んだと発表があった。恐らくコロニアの誇る最大級の祭りの一つだろう。 第三十回目を迎えた同祭だが、昔――といっても十年ほど前までは、今と違っていたらしい。踊り手に若者 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年7月19日付け 声優(dublador)というのは、アニメや映画の吹き替えをする俳優のことだが、かなり不満がたまっているようだ。先週末サンパウロ市で行われたアニメイベントで、声優らが待遇改善を訴える異例のアピールをしたとYAHOOサイトが報じている。「声優養成教室を卒業したばかりのアマチュアを使って、プ ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年7月19日付け TAM機事故一周年の十七日は、コンゴーニャス空港などで追悼抗議集会が行われた。十六日には、娘を亡くして以来、朝のカフェの後は娘の部屋で思い出に浸っていたという六十五歳の男性が心筋梗塞で死亡。娘を失い、皆が命の一部を失ったと語る男性の妻は、娘を失ってから体重も笑顔もなくした夫のことを振り返 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年7月19日付け 今年もまた「日本祭り」がやってきた。笠戸丸から100年で賑やかな祭りになりそうだし催しも多い。「歌の親善大使」の吉武まつ子さんが日本の歌曲やクラシックをー。宮沢和史さんは詩と曲も自作の「島唄」を披露し、パラグァイの県連からも応援団が駆けつけ物産展を開くから大いに楽しみたい。今や人気の太鼓 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年7月18日付け 犬は人類の友達―。近隣の人類に対しては、犬畜生の如き態度で接しているにも関わらず、犬食を禁止、冒頭のようなキャンペーンを張るオリンピック開催国である。 個人的に言えば、滋養強壮はさておき、味覚的に好きだ。一昨年、戌年の忘年会。幹事を任されたのでサンパウロ市某所の犬鍋屋を設定、箸の進まない ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年7月18日付け 聴覚障害を持つモデル、ヴァネッサ・リマ・ヴィタルさん(24)はセアラ州代表としてミス・ブラジル大会で見事二位になり、今年十月に日本で行われるミス・ベレーザ・インテルナショナルに出場することになった、と十五日付けフォーリャ・オンラインが報じた。まったく聞こえないが読唇術を学び、かなり意味を ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年7月18日付け 何でも若年化の世界だが、十六日にサンパウロ州サンジョゼ・ド・リオ・プレットの飛行場に操縦士のおいと偽って入り込んだ十七歳の青年。機内乗り込みまでは成功したが、キーがないためエンジンはかからず、サンパウロ州グアルジャー、ペルナンブコ州フェルナンド・デ・ノローニャを目指す旅は実現には至らなか ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年7月18日付け 移民百周年記念式典開催で、サンパウロ市のサンボードロモが沸いていたと同じ時期、NHKのテレビで、家をローンで購入するブラジル人デカセギが少しずつ増えている、と報道していた。二十四年もの長期ローンをくんでいるというのである。この「長さ」は、支払いが親子二代になるな、といったことまで想像させ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年7月17日付け 元ヤクザ神父のミサと聞いて身を乗り出した。 日本で話題になったことは知っていたし、興味半分といっては何だが、早速教会に向かった。 普段ならヤクザが出てくれば、怯むところだが、今回だけはその登場を、聖書を読み、賛美歌を歌いながら待つという奇異な体験をした。 その地域は沖縄系が多いせいか ...
続きを読む »