ニッケイ新聞 2008年6月21日付け あれから100年と3日。きよう21日―。アニャビ―で日本人移民がブラジルに渡ってからの百周年記念式典が開かれる。笠戸丸がサントスに入港した18日には、ブラジリアでル―ラ大統領が主催の式典があり、皇太子さまもご一緒に祝ってお言葉を述べられ、麻生太郎元外相を始め多くの国会議員や県知事も祝祭に ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年6月20日付け 皇太子さまが、きのう着聖された。二十六年前、二十二歳のとき一度ブラジルを体験され、今度四十八歳の壮年になられて二度目の訪伯である▼出発前、宮内記者団との会見の席上、かなり突っ込んだ質問をお受けになった。デカセギが日本国内の労働力の一部を担っていること、そのデカセギと日本人との共生、妃殿下 ...
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ニッケイ新聞 2008年6月20日付け 電子版エスタードに、コロンビアでベネズエラのチャベス大統領のブードゥー人形発売中と。ブードゥーでは願いがかなうよう人形に針を刺すというが、チャベス氏のブードゥー人形は、復讐用か愛情用か、はたまた護身や開運用か。 ◎ サンパウロ市ピナコテッカ駅美術館で起きた絵画盗難で使われたと ...
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ニッケイ新聞 2008年6月20日付け 皇太子殿下がブラジリアに無事ご到着、十八日にあったルーラ大統領や連邦議会主催の式典やコロニア代表者とのご接見をこなされた。 同日夜のイタマラチー宮晩餐会の前には、数百発の花火が打ち上げられ、慶祝モード一色に。 翌日、サンパウロに戻ると、ガルボン・ブエノにはためく日伯両国旗。リベルダー ...
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ニッケイ新聞 2008年6月20日付け 皇太子殿下のブラジリア取材のため、式典当日、朝一番の便の飛行機を予約した記者。飛行場は霧に包まれていたが、無事ブラジリアに向かうことができた。しかし、その次の便は濃霧のため欠航。思わず冷や汗をかいたのだが、気になるのが最近のサンパウロの天候。二十一日のサンボードロモがこの寒さではどうなる ...
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ニッケイ新聞 2008年6月19日付け ついに百年目の移民の日を迎えた。「移住とは壮大な民族的実験である」とはニッケイ新聞の基本的な考え方だ。二十五万人の日本移民がどのように大地を耕し、苦労し、創意工夫して日本語や日本文化を残そうとしたか。二世たちはどんなアイデンティティを形成し、どのように根を張ったか▼ヤキソバ祭りしかり、日 ...
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ニッケイ新聞 2008年6月19日付け 日本に出稼ぎに行った人たちが、日本人は冷たいと批判するのも耳にするが、日本人・日系人はブラジル人より内向的で、閉鎖性のより強い日本ではその傾向が冷たいととられる、と語るのは三世の弁護士。日本人・日系人とブラジル人の両方を知っているからこそ理解できる側面も多い彼らだが、彼らが日伯の掛け橋と ...
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ニッケイ新聞 2008年6月19日付け 二十一日にサンパウロ市サンボードロモで行われるサンパウロの記念式典。式典開催の五日前にしてようやく入場券を配り始めた。初日の十六日には、百周年協会の会員、七十九歳以上の人のみを対象。多くの人は、入場券を手に入れるために並び始めたが、次の日に回された。 十七日に文協を覗くと、十時から配布 ...
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ニッケイ新聞 2008年6月19日付け 各日系団体の協力により仏連主催で開かれた移民百周年記念先亡者追悼法要。追悼の辞で、司会者が県連の名を読み上げたとき、なぜか移民百周年協会の松尾治執行委員長がすっと立ちあがり、舞台へのぼった。同時に舞台にのぼろうとした県連の副会長は中腰姿でびっくり。松尾執行委員長は百周年協会の代表者として ...
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ニッケイ新聞 2008年6月18日付け 日本移民百周年を迎えるにあたり、「ここまで生きてきてよかった」と述懐している八十七歳女性がいる。節目に日常の単調を破る刺激があったのである▼女性は、百年のうち、七十年をブラジルで生きてきた。高等女学校を卒業してから渡航したので、いわゆる物心がついている。七十年間身辺に起きたことはすべて記 ...
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