ニッケイ新聞 2008年6月4日付け アルゼンチンといえば「タンゴ」だが、広島や山口県では「アリ」らしい。原産や標本が採集されたのが、アルゼンチンだそうだが、人間にも噛み付くようで大変な嫌われ様だ。両県では、合同で対策協議会も発足、大々的な駆除態勢を作っているが、「トルコ風呂」がソープランドに改称された様に、日本に住むアルゼン ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年6月4日付け コロニアの一世女性は「主婦」という言葉をきけば、ピンときて、実体のイメージもわくだろう。日本では近年、この言葉が実感をともなわなくなり、その一つのあらわれとして、雑誌『主婦の友』が、五月一日発売の六月号が最終刊号になってしまった▼同誌は一九一七年に創刊された。九十一年の歴史にピリオドが打た ...
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ニッケイ新聞 2008年6月3日付け さきごろ、一読者が強い口調で、本紙記事にある「君が代を歌う」という記述を「おかしい」と言ってきた。「日本国国歌を歌う、が正しい」というのだ。「君が代は国歌の名に過ぎない」、そう主張した。 早速、諸解説を検索してみた。九九年八月十三日に施行された「国旗及び国歌に関する法律」によって「君が代 ...
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ニッケイ新聞 2008年6月3日付け サンパウロ州美術館(ピナコテカ)で現在、日系アーティストの作品を展示しているが、「江戸の工芸展」も同時に開かれている。同館一階にあるカフェでは、弓場農場の写真展が飾られ、向かいのルス駅にある『ポルトガル語博物館』の一階部分でもアブリル出版社による日本関連の展示がある。まさに日本一色だが、訪 ...
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ニッケイ新聞 2008年6月3日付け 6月はフエスタス・ジュニーナで祝祭が多い。24日のサンジョアン祭りは、焚火祭りで国民的な大祭になっている。サンパウロ奥地のピラポジ―ニョの火祭りは、ユ―カリで高い塔をつくり火を放っての大騒ぎだそうな。こうしたカトリックの宗教行事を移民の父・上塚周平は知っていたらしい▼笠戸丸の移民監督として ...
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ニッケイ新聞 2008年6月3日付け リオ州元知事と前知事絡みの事件が新聞をにぎわしているが、リオ州議員の半数は犯罪関与とのショックな数字もある。サンパウロ州でも議員の親族雇用が問題になっているが、政治の世界では清濁併せ呑むというより濁りっ放しの感も。閣僚らのカード疑惑も、告発や起訴といった形の解決もないまま、議会調査委員会( ...
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ニッケイ新聞 2008年5月31日付け アフリカは広く大きい。北のエジプトなどは政治や社会情勢もかなり安定しているが、サハラ以南には貧困や飢餓―エイズの感染が広がり涙を流す国もある。文化や文明の格差もあり、エチオピアにある古い宗教施設は今も輝きを失っていないが、こうした光を放つものが極めて少ない国もある。井戸がないために水がな ...
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ニッケイ新聞 2008年5月31日付け 昨日から、サンパウロ市の地下鉄二号線でTIM、Vivo、Claro、Nextelの携帯電話が使えるようになった。現段階ではパライゾ駅~アウト・デ・イピランガ駅だけだが、年内には一号、二号、三号、五号全線で使用可となる計画。 ◎ 大サンパウロ市圏モジ市の病院で「幸運な人」と噂さ ...
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ニッケイ新聞 2008年5月31日付け 「こんにちは」「さようなら」「ワンツースリー」「シーユートゥモロー」―。今年の新年号で日系社会百年の象徴として紹介した六世の大西優太くん。三歳四カ月。簡単な日本語や英語を覚え、元気に育っている。 祖父・修さんの連絡によると、優太くんは相撲に夢中。朝青龍、白鵬と言いながらとシコを踏む。好 ...
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ニッケイ新聞 2008年5月31日付け 二十九日に文協で行われた県連の代表者会議の席上、某航空会社が県連所属の県人会長を対象に日本向け運賃の割引を検討していることが議題に上がった。割引額はこれからの話し合いで決定されるという。県人会長は母県を訪れる際に、何かと出費が多いことへの配慮だそうだ。会長代理として役員が訪日する場合もあ ...
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