28日付アゴラ紙によると、12月に3駅が新たに開業をはじめたことで、サンパウロ市のモノレール、15号線が混雑するようになったという。同線は先月、サポペンバ、ファゼンダ・ダ・ジュータ、サンマテウスと三つの駅が加わったため、そこからの利用者が俄然増え、今では同線と2号線をつなぐ連結駅となっているヴィラ・プルデンテ駅の連結エスカレー ...
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特別寄稿=繰り返される首里城の焼失と再建=5度も火災に遭い、復活した哀史=サンパウロ市ヴィラカロン在住=毛利律子
去年の10月31日午前2時40分ごろに発生した、沖縄県那覇市の首里城が大火災に見舞われたニュースの衝撃から、およそ3カ月になる。 その間、インターネットの動画などで正殿など複数の重要な建物が焼け落ちていく有様を目にするのは、特に沖縄出身者には、言葉にならない痛恨の極みである。 首里城近くに住む親戚の話では、その日は、誰もが ...
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そろそろサンパウロ市でもカーニバルのブロッコが動き始める時期だ。26日付現地紙によると、サンパウロ市では現在、32の区役所全ての管轄下でブロッコが繰り出すほどの人気になっている。その数は市内全部合わせて796個。2015年には273個だったというから、5年の間で急速に増えた。圧倒的に多いのはセーやピニェイロス地区で、両地区では ...
続きを読む »「ファネル」型の日系社会の文化継承戦略を
取材しながら、「日系社会は何を目指しているのか」―そんな疑問を頭に思い浮かべている。 たとえば、リベルダーデ日本広場のイベントで、長崎県人会の青年部があの重たい龍体を振り回して龍踊りを披露しながら玉のような汗を流している姿、レプレーザ文協の皆さんが一糸乱れぬ阿波踊りを披露して会場から喝采を受ける姿、ピエダーデ文協の婦人部の皆 ...
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今日25日はサンパウロ市の466回目の市制記念日だ。サンパウロ市民にとっては祝日なのだが、今年は土曜日と重なってしまったため、例年よりはその実感が掴みにくい。今年も例年通り、人気歌手によるコンサートや映画の上映などが行われるが、今年の場合はハッキリとしたメインの歌手をもうけていない。パチオ・ド・コレジオでの開会式は12時からで ...
続きを読む »特別寄稿=ジャーナリストのタイース・オヤマさんを口撃した大統領への反論=法学者・教師=原田清
これまでにも数知れずメディアを批判してきたボルソナロ大統領は、去る16日、フェイスブックの生中継で「真実を恐れる」として再びメディアを批判した。「この国のメディアは真実を恐れる。彼らは絶えず事実を歪曲している。歪曲できないときは、恥と思わずでっち上げる」と。 わが国のメディアが有能でなく、また信頼性がないのは既に周知のことだ ...
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国際的非政府団体「トランスペアレンシー・インターナショナル」が22日に「世界汚職ランキング」を発表したが、ブラジルは前年よりも1ランク下がり、106位となった。同ランキングでは順位が高い国ほど汚職が少ないとされるが、ブラジルは、69位だった2014年以降、毎年ランクを下げている。本来なら、14年にラヴァ・ジャット作戦がはじまっ ...
続きを読む »「文化局長の心構え」とは
先週、ブラジルでは連邦政府の文化局長ロベルト・アルヴィム氏の「戦慄」とも言える突然の動画発表で大騒動となった。ナチスの音楽の象徴となったワーグナーのオペラをバックに、悪名高き情報相ヨーゼフ・ゲッベルスの発言をソックリ模倣し、「芸術の国への奉仕」を呼びかけたためだ。 この異様さには、国内のボルソナロ大統領の支持者や、極右思想化 ...
続きを読む »いつになれば格差はなくなる?
先週来、心を重たくする報道が続いている。一つ目は、15年にブラジル北東部を中心に起きた小頭症児誕生に、ジカ熱に感染した妊婦の栄養状態が大きな影響を与えていたという研究だ。北東部は人間開発指数も低く、妊婦がたんぱく質などをきちんと摂っていなかったために小頭症児誕生率が高くなったという▼二つ目は、4歳で親を失い、親戚の世話になって ...
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18日からコロンビアで男子サッカーのU23南米選手権(東京五輪予選)が開催されており、決勝リーグに進めば、U23代表選手は2月9日まで拘束される。だが、サッカーサンパウロ州選手権は22日に開幕しており、コリンチャンスはペドリーニョとアラオス(チリ)、サンパウロはアントニーとイーゴル・ゴメス、サントスはソテルド(ベネズエラ)をし ...
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