ニッケイ新聞 2008年1月23日付け 世相は変る。最近、結婚式にちなむある話をきいて、「すっかり遅れている」と痛感したことがあった。(私は)こんなことも知らないで、という思いである。若い二人が、結婚式のコンヴィッチに自分たちの銀行口座番号を添えるというのだ。「(祝ってくださるのなら)振り込んでください」というわけ▼実は、何年 ...
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コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年1月23日付け 年末年始にかけて、ブラジルに移住した知人の消息を尋ねる問い合わせを続けて受けた。 メールを通じて、または「訪日先で頼まれた」といったものなど、聞かれる形は色々。学校時代の同級生や、移住後一度も連絡のない親族の情報を求めるものもある。 戦後移住者も多くは渡伯半世紀。亡くなった人もいる。 ...
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ニッケイ新聞 2008年1月23日付け カーニバルが近づいているが、レシフェ市で二十日夜、サンバの隊列を先導する楽団を乗せた車が坂道でブレーキが利かなくなるというアクシデント。百メートルほど走った後、壁にぶち当たって止まるまでの間にはねられた人は八人。女性二人は手術を要するケガで入院するなど、階上は大混乱。消防署の許可もとって ...
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ニッケイ新聞 2008年1月22日付け 二十七日に開かれる煎茶道清風流ブラジル灯楽会(森由里子会長)の初煎茶会の席で、参加者に振舞われる煎茶は、サンパウロに工場を持つ山本山のもの。摘みたての新茶が来場者に振舞われるという。「美味しい山本山のお茶だけにこの機会に一度飲んでみてください」と関係者は話している。この機会に楽しんでみて ...
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ニッケイ新聞 2008年1月22日付け 「親殺し」に「子殺し」が―やたらに多い。先だっては大阪の守口市で生後18日の礼弥ちゃんが、強盗に入った男に口と鼻に粘着テ―プを張られ窒息死するという事件が起こった。母親も縛られ身動きできなかったそうだし、こんな非道で残酷な犯罪はない。40年も50年も連れ添った愛妻が寝たきりになり、看病に ...
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ニッケイ新聞 2008年1月22日付け ニッケイ俳壇の選者の一人、星野瞳さんが最近「こんなものがありました」と、終戦からちょうど一年後、今から六十二年前に撮影された二十三人の集合写真のコピーを送ってくれた。 田中丑子さん(老ク連初代会長)宅での、俳句づくりを中心とした文芸愛好者たちの集まりだったらしい。記者が来伯したころ、第 ...
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ニッケイ新聞 2008年1月22日付け 十八日のサンパウロ市のモトボーイの抗議デモは約七〇〇人が結集。サンパウロ市のマルジナル・チエテならびにマルジナル・ピニェイロスの高速部分の通行禁止や二人乗り禁止、強制保険の大幅値上げなどに対する抗議行動だが、今回の抗議デモでは交通局の担当者との会合と公聴会開催の約束を取り付けることが出来 ...
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ニッケイ新聞 2008年1月19日付け 経済シンポでのロドリゲス元農務大臣の講演はじつにユーモラスだった。「エタノール使用車はエンジンの腐食を促進するなどの噂話は事実無根だ。例えば、現に私は〃レモン入りのエタノール〃(同じサトウキビから作られたカイピリーニャ)を毎週末に欠かさず二杯ずつ何十年も飲んでいるがエンジンは絶好調だ」と ...
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ニッケイ新聞 2008年1月19日付け 「角福戦争」や「サントリ―」の流行語が頻繁にマスコミを飾り、自民党の派閥は凄い力を発揮したものである。政策を競う側面もあったが、率いる領袖の魅力が第一で狙いは政権獲得である。「数は力なり」の故田中角栄は最大の派閥を率い政界に隠然たる影響力を行使し、弟子筋にあたる故竹下登も「創生会」を立ち ...
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ニッケイ新聞 2008年1月19日付け ついに百周年に入り、今週だけでも政府レベルの大きな行事が続いた。 カサビサンパウロ市長は開幕式典で、日本移民に対し、「来てくれてありがとう」と最高の賛辞を送った。 聖総領事館主催の「日伯伝統音楽の夕べ」では、三味線奏者の上妻宏光、ヤマンドゥ・コスタら両国のミュージシャンが音の鍔迫り合 ...
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