サンパウロ市東部マルジナル・チエテ沿いの環境公園にブラジルが生んだ伝説的F1レーサー、アイルトン・セナの銅像が建てられ、18日に除幕式が行われたが、これが賛否両論を呼んでいる。この銅像は全長4メートルにも達するかなり大きなものだが、肝心な顔の部分がヘルメットに隠れて見えなくなっている。セナはブラジル国旗の色をあしらったヘルメッ ...
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ブラジル・メディアが報じたがらない不都合なニュース
今年最後の当コラムということで、コラム子が個人的に気になっているニュースについて語ることにしよう。 それは、パラナ州検察局のリーダー格の人物、ジャヌアリオ・パルード氏に収賄疑惑が2件、立て続けで報じられたことだ。パルード氏は同検察局のラヴァ・ジャット(LJ)作戦主任のデウタン・ダラグノル氏の上司にあたる人物。LJ班のワッツア ...
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ボルソナロ大統領長男フラヴィオ氏の元職員で疑惑の主のファブリシオ・ケイロス氏への捜査が再開された。その一方で、最高裁は、連邦検察庁から要請が出ていた、昨年3月のマリエレ・フランコ元リオ市議殺人事件に関する証拠隠滅容疑でのボルソナロ大統領と次男カルロス氏への捜査をお蔵入りさせた。同件に関しては、殺害実行犯の2人が犯行当日にボルソ ...
続きを読む »森林伐採削減にセラードの例生かせぬか
マドリッドでの気候変動枠組条約締約国会議の最中、持続可能な開発のためのブラジル企業審議会が「ブラジルはカーボン市場を一つの機会としてみる必要がある」として、連邦政府に柔軟な姿勢をとるよう求めた。自国では温室効果ガス排出量削減が困難な先進国が排出量削減に繋がるプロジェクトなどを支援するカーボン市場向けに、排出量削減のための新プロ ...
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ボルソナロ大統領一家とも親しい間柄にあることで有名になったレズビアンのユーチューバー、カロル・エレールさんが17日、あざだらけになった顔をネット上でさらし、同性愛嫌悪による暴力被害を訴え、話題となっている。被害を受けたのは15日で、リオ市チジュッカでのことだったという。カロルさんは大統領の二人目の妻との間に生まれたジャイール・ ...
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クリスマスもあと1週間ほどになって、そろそろ気分も高まりつつある今日この頃。街にクリスマスツリーやサンタクロースの姿を見かけるようになってきたが、そうしたクリスマスのアトラクションの中でも、今年はサンパウロ市西部ジャルジン・アメリカのカナダ街が話題となっている。そこには信託会社クレフィーザが出資した「サンタクロースの王国」とい ...
続きを読む »トランプが一層の協力を約束=パラグアイの治安と防衛の強化に=パラグアイ在住 坂本邦雄
アメリカを公式訪問中の「マリト」こと、パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領は、同僚の合衆国トランプ大統領に、両国共通の利害問題たる組織犯罪対策、貿易及び投資事業の拡大・促進に、一致協力の努力を決して惜しまないことを意思表示した。 アブド・ベニテスは昨日(13日)、ホワイトハウスの大統領執務室(オーバルオフィス)を訪れ、 ...
続きを読む »たった18年でブラジル最大の証券ブローカーを作った天才実業家
「XPの旅路」は、どこに向かっているのか? 「僕らの旅路は始まったばかりだ」――ブラジル最大の証券ブローカー「XP Investimentos」(以下XP)の共同創業者、ギリェルメ・ベンチモル氏(Guilherme Benchimol)は先週11日にニューヨークで、世界最大の新興企業(ベンチャー)向け株式市場Nasdaqでの取 ...
続きを読む »日本という高齢化社会の光と影=「ありのままに生きたい」を再考=聖市ヴィラカロン在住 毛利律子
毎年年末に一時帰国するたびに痛感するのは、日本における昨今の高齢化の加速が著しいことである。留守中に届いた郵便物のほとんどは高齢者向けの様々な無料健康診断の案内ハガキや長寿医療に関する保健所からの通知だ。 それらはすべてが無料ではなく、二・三割負担で受信しなければならないものある。帰国が年末の寒い時期ということもあり、暖かい ...
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ダッタフォーリャの最新の世論調査により、国民の81%はラヴァ・ジャット作戦の継続を望んでいることがわかった。18年4月にルーラ元大統領が服役しはじめたときは84%の人が継続を支持。ルーラ氏が釈放されたからといって、ラヴァ・ジャット作戦のイメージが揺らいだわけでもなく、多くの人が汚職捜査を求めていることが窺える。また、「汚職は今 ...
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