ニッケイ新聞 2007年11月07日付け 三十二回の長い歴史を持つ、みずほ村のバザー。井上婦人会長によれば、このバザー、以前は「サンパウロ近郊で三本の指に入る」規模だったという。日本の品が手に入りにくかった当時は、二千五百人ほどが来場。現在は二、三家族となった野菜農家も当時は多く、中には同地のらっきょうを目当てにサンパウロから ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2007年11月07日付け さきごろ日本の大学の研究チームが、ヤマメにニジマスの精巣細胞を移植し、ニジマスの卵や精子をつくらせることに成功したという。できた卵と精子を人工授精すれば、正常なニジマスの稚魚が生まれることも確認された。これによって、今後、絶滅危惧種や高価な魚の増産が期待されるようだ▼同じ「科」であれば ...
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ニッケイ新聞 2007年11月07日付け 今年で開設から七十二年を数えるサンベルナルド・ド・カンポの瑞穂村。〃村〃という呼び名で言えば、スザノの福博村に次ぐ長さだ。 戦後の母国救援運動、養鶏村としての繁栄など多くの逸話がある瑞穂村だが、七〇年代に始まる工業化の波に洗われ、現在植民地内に住む日系家族は三、四家族という。 とは ...
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ニッケイ新聞 2007年11月07日付け サンパウロ市の小型機墜落事故の生存者ライスさん(十一歳)が退院し、家族とともに取材を受けた記事に、彼女から母親への願いが書かれていた。事故当時一緒に遊んでいた友人のクラウジアさん(十六歳、体の三〇%を火傷し、命の危険あり)を引き取ってあげてという。知的障害のせいでライスさんとクラスメー ...
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ニッケイ新聞 2007年11月06日付け 先月末から某宗教団体の招待で訪日している上原幸啓文協会長と渡部和夫文協評議員会長。宮内庁、デカセギ関連団体への訪問のほか、上原会長は故郷沖縄にも行くよう。百周年を間近に控えたこの時期の訪日、何かいいニュースは…期待できるんですかねえ? ◎ コロニア側からすると来年は移民百 ...
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ニッケイ新聞 2007年11月06日付け タンゴの国アルゼンチンに女性大統領が誕生する。現職のキルチネル氏の夫人で上院議員のクリスチナさんが、選挙で堂々の第1位。政策は中道左派だろうけれども、近ごろはいささか落ち目の南米のパリに往年の活気を取り戻せるか―である。チリの大統領も女性だし、アメリカでもヒラリ―女史の当選が有力だとさ ...
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ニッケイ新聞 2007年11月06日付け 「本当は青森の子なんだけどさ」。九十周年を迎えた福島県人会創立記念式典で、実行委員の一人が誇らしげに話す。「世話になったって、手伝いに来てくれるんだよ。あっちの子はずっと北海道(協会の青年部)に行ってたんだけど、最近戻ってきたんだ」。 宮谷エレーナ青年部前部長は、若者が集まる動機を、 ...
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ニッケイ新聞 2007年11月06日付け 需要に対し、供給過多だと物価は下がり、供給が足りないと物価は上がる。価格上昇は需要を抑える意味もあるが、牛乳汚染事件以後、牛乳は値下げで、粉ミルクは値上げ傾向。電力と天然ガスはどうやら値上げ間近。天然ガスはペトロブラスが三〇%の調整を申し入れたが、大統領が火力発電への天然ガス供給停止を ...
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ニッケイ新聞 2007年11月02日付け 日本の入国管理法が一部改正され、入国する外国籍者全員が入管で両手人差し指の指紋と顔写真をとられることになった。十一月二十三日までに開始される予定。IPC紙によれば愛知県の中部国際空港は二十日からという。ブラジル籍のデカセギはもちろん帰化人もその対象。在聖総領事館に問い合わせたところ、す ...
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ニッケイ新聞 2007年11月02日付け 日本囲碁界の一大行事、第三十二期囲碁棋聖戦第一局が、来年早々、サンパウロ市内のホテルで開催される。十七年ぶり二度目である。移民百周年の年の日伯交流事業の劈頭を飾るイベントと位置付けられている▼主催者の読売新聞社、日本棋院、関西棋院の意図は「日本に囲碁という伝統文化あり」を海外に広く知ら ...
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