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コラム

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大耳小耳

2007年8月15日付け  日本では最近、中国から和太鼓のコピーが進出、太鼓業界は大層頭を痛めている。通常価格の半分以下で販売されているので、ついつい手が伸びてしまう。皮を張った状態では専門家でも見分けがつかないが、皮が馴染んでくると音が全く違うものになるという。また、木をくり抜いて作る長胴太鼓なども木を張り合わせて、木目の色や ...

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コラム 樹海

2007年8月15日付け  儀式のあいさつは短いほうがいい、あいさつをする人の数も少ないほうがいい――言い古されていて、しかも大方の支持を得ているのに、わがコロニアでは一向に改まらない。相変わらず長いあいさつは多いし、人の数も多い。短く、少なくと常々言っている人も、自身が式を仕切る立場になると、実行ができないようである。悪しき因 ...

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コラム オーリャ!

2007年8月15日付け  機会あって、九十年以上前の日本移民を弔った位牌堂を訪ねた。アララクアラの西郊、街道にサンパウロ州の中心を示す錘状の塔が立つ、小さな町だ。  そのサンタコンスタンサ耕地に配耕された移民のほぼ半数が、二十歳未満の少年少女。取材で移民原簿を繰りながら、死者の中に学齢期に満たない幼児も多かったことを知り、胸を ...

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東西南北

2007年8月15日付け  リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ国立大学は三十日以内に、心臓疾患のDNA(遺伝子)医療を実験的に行う。実験は心臓の患部へ新DNA液を注射し、新しい血管細胞を再生させるもの。経過を見て成功が確認されれば、結合(サフェナ)手術ができなかった心臓疾患者に福音となる見込み。DNAには必要なタンパク質 ...

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大耳小耳

2007年8月14日付け  十日に行なわれた評伝「鈴木悌一」の出版記念パーティー。卓上に乗った料理やウイスキーは全て、人文研理事らの持ち寄り。取材された悌一の家族も出席するなど、本の出版を心から喜ぶ人で溢れた。お偉方の紋切り型のあいさつもなく、すっきりとスマートな記念会だった。本も半数以上の来場者が購入するなど、予想を超える売れ ...

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コラム 樹海

2007年8月14日付け  「ねじれ国会」で政界は荒れそうだ。自民大敗で参院議長は第一党の民主党に移り江田五月氏。55年に自由民主党が創設されてから―こんなことは初めてであり永田町の困惑は大きい。何しろ政府与党が衆院で可決した法案でも、民主党など野党が多い参院では否決される事態も起こりうる。また―野党が参院に法案を提出し可決もあ ...

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コラム オーリャ!

2007年8月14日付け  「おいしいけど、どこで売ってるんですか」。ADESC(農協婦人部連合会)の饅頭をつまんでいて、尋ねられた。  各地でフェイラを開き自家製商品を販売するADESC。先日の老ク連大会で、玉腰豊子副会長は「駄目なら駄目でいいじゃないか」と設立当時の想いを熱く語った。有志で始め、支部は七十から十八になり資金も ...

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東西南北

2007年8月14日付け  ロイター通信は十二日、原油がバレル当たり一〇〇ドルに高騰するのも時間の問題と報じた。キューバのカストロ首相はグランマ紙で、米国の後押しでバイオ燃料が日々市場支配を強めていると警告した。ベネズエラのチャベス大統領は「ルーラ大統領のエタノールと覇を競うことはない。なにしろカリブ海沿岸で使うエネルギーは二〇 ...

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大耳小耳

2007年8月11日付け  GE製の最新MRI機器を導入した援協。十年間使用していた以前のものは、パラ州に住む個人の病院経営者が買い取り希望に名乗りでて、わざわざトラックを自前で引き取っていったという。その買取額は十八万レアル。援協の関係者は「処分費用がかからなかったうえに、地方で有効利用してもらえる」と大いに喜んだとか。    ...

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コラム 樹海

2007年8月11日付け  大沢愛子さんが亡くなられた。故・大作氏の未亡人であり随筆を好み邦字紙によく投稿されていた。1960年代の前半までにサントスに着いた戦後移民は全員が大沢大作氏のお世話になっている。戦前の外務省勤務から海外移住協会に転じ1954年サンパウロ支部長となり援護協会の設立に大きな功績があった人である。癌に倒れ6 ...

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