フラメンゴのリベルタドーレス杯優勝で持ちきりとなった週末のブラジル。今季のフラメンゴの記録的な強さに加え、同杯史上に残る劇的な逆転劇を演じたのだから、それも納得か。ボルソナロ大統領は優勝決定直後に「感動的で歴史に残る試合。これがサッカーだ」とツイッターを打った。2得点を決めたガビゴルが自分の妹の恋人ということもあり、ネイマール ...
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大耳小耳
サンパウロ市のジャパン・ハウス(Av. Paulista, 52 – Bela Vista)地階では、ベルリン在住の日本人現代美術家・塩田千春氏の『インターナル・ライン展』が今月13日~来年2月2日まで開催中だ。塩田氏の今回の作品は、日本に古くから伝わる“赤い糸”の話から着想を得ており、「人は生を受けた時から、目に ...
続きを読む »《ブラジル》財政支出と政治家数を大胆に減らす名案
「政府支出削減のために政治家を減らす」――11月5日に連邦政府から上院に送られた連邦政府関連の憲法補足法案集(PEC)には、そんな素晴らしい名案が含まれている。 なにかと暴言、名言の多いボルソナロ政権だが、ゲデス経済相が出す法案には、やはりみるべきものがある。
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ブラジル高知県人会は今週の日曜日に、フェイジョアーダの食べ放題が楽しめる「フェイジョアーダの日」を開催する。日系社会でよく言われるのが「日系団体の婦人部が作る日本食は、家庭的で日本料理店に勝るくらいおいしい」ということ。彼女らの料理は慣れ親しんだ「おふくろの味」。今回は日本食ではないが、婦人部が腕を振るう「ブラジル版おふくろの ...
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人気司会者のググ(60)の事故をめぐって21日、ブラジル国内の情報が錯綜し、混乱を招いた。彼は20日、米国フロリダ州オーランドにある別荘で、一番上の階にあった冷暖房機を修理しようとした際、誤って4メートル下に転落した上、家具の角で頭を強く打ち、病院に運ばれた。彼に関しては一時、「死亡した」との報道がテレビのニュースにまで流れて ...
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男性が、物乞いをする路上生活者の女性に対して銃弾を放ち、射殺した映像が流れ、話題となっている。この事件は16日朝、リオ市近郊のニテロイ市で起こった。ジウダさんという31歳の女性は、ゆっくりとした足取りで商人の男性の傍、約1メートルの所を歩きながら金をくれと頼んだが、苛立った男性が銃を抜いて発砲。倒れた被害者を助けようともせず、 ...
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20日は「黒人意識高揚の日」(Dia da Consciência Negra)でサンパウロ市が祝日だったため、本紙も休みとなった。後からの連絡で申し訳ないが、その事情から21日付けの新聞が休刊になっていた。この日は、伝説的な黒人解放運動リーダー、ズンビー・ダス・パウマーレスが死んだ日だ。市ごとに祝うかどうかを決めるため、約1 ...
続きを読む »知られてしまった、ふたつの「からくり」
「勢いがなくなってきているな」。ボルソナロ大統領、ならびにセルジオ・モロ法相に関してそう感じさせる事態が、ここ2週続けて起こっている。それは、11月9日と17日に行なわれた、最高裁に対しての抗議デモ。ルーラ元大統領の釈放につながった、最高裁での「2審有罪後に刑執行か否か」の審理結果に対してのものだ▼審理前は、ヴィラス・ロボス元 ...
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2回目の癌の化学療法を終え、14日にサンパウロ市シリオ・リバネス病院を退院したブルーノ・コーヴァス市長が、18日に市庁舎に戻り、記者会見を行った。トレードマークのひげがなくなった市長は、「化学治療のために剃ったんだ。髪はもともと生えてなかったからね」と和やかに冗談を言う余裕を見せると共に、「病欠することで市民が求める医療機関開 ...
続きを読む »ブラジルに怒り魅せられた旅
14日夜、翌日からの連休を利用し、旅行しようとサンパウロ市のチエテ・バスターミナルへ向かった。友人から「ターミナル近くの歩道橋が崩落し、大渋滞になっている」と知らせがあり、コラム子はメトロを使ってターミナルに移動した。 歩道橋崩落の影響でバスは発車予定時刻になっても来ない。その後1、2時間遅れで次々に別のバスが入ってきたが、 ...
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