2007年7月21日付け 「二十年前から言われてきたテーマ」 十九日に開催された海外・汎米日系人大会の代表者会議で「世代交代」について多くの意見があり、かつての代表者からそんな言葉を聞いた。 アメリカ、インドネシアは多少違うにしても、ラテンアメリカ諸国の日系社会の現状はどこも似通っており、若年層離れはデカセギ以前からの問題 ...
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東西南北
2007年7月21日付け ウオールストリート・ジャーナルが、惨事は航空管制トラブルと無関係で、ルーラ大統領は責任を免れると報じた。しかし、BBC放送は責任を免れないという。「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」で、ルーラ大統領は責任がないのに、大統領のイメージが惨事から下り坂に入るという。中流階級は大統領を目の仇にしているので、理屈は ...
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2007年7月20日付け 海外・汎米日系人合同大会が十八日、はじまった。十五カ国、五百人の日系人が一堂に会する開会式の様子はやはり壮観。国によって微妙に雰囲気が異なるのも興味深い。出席者には連邦判事や国会議員、軍人など、一国の中枢で活動する人もいる。会場には〇五年のボリビア大統領選に出馬、現在同国下院議員をつとめる二世の長谷倫 ...
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2007年7月20日付け 県人会連合会の調査によれば、県費留学生、県費技術研修員の数の減少が著しい。〇三年に比較して、〇七年の両送出実績は、三分の一から半分だという▼小泉前政権の施策がもろに影響している。小泉さんの構造改革なるものにより、予算がどんどん切られたのである。国がやる事業でないと判断されたといってもいい。留学、研修の ...
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2007年7月20日付け 日本から来伯した二期会会員の森敬恵さん、吉川健一さん、長谷川忍さんが「よみがえれ!日本の心コンサート」を十五日に文協大講堂で開催した。日本会議が主催、歓迎会も西林万寿夫総領事はじめブラジル日系団体関係者代表が出席し、盛大だった。 その場で同会議の職員に質問した男性がいた。男性が「今日は日本(にほん) ...
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2007年7月20日付け 地下鉄アウト・デ・イピランガ駅の落成式が行われた六月、祝典に招かれたモランド州議(ブラジル民主社会党=PSDB)は、テープレコーダーを持った男から開通の辞を頼まれた。州議は記者と勘違いし、熱弁を振るった。 モ「ところで君は、何チャンネルの放送記者で何日の放送予定なの?」 男「イヤ。私は趣味で政治家の声 ...
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2007年7月19日付け サンパウロ市東部にあるカラオケに入店したら、偶然にも八日に行われたミス琉装に出場した美女たちがいた。ミスに輝いたアダニヤさんも友人、恋人と一緒に。驚いたのは、ミスに出場した数人でテキーラを一気飲みしている光景だった。沖縄系の男性はよく飲んで酒に強いとは聞くが、「女性も酒に強い!」と言いたいところだが、 ...
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2007年7月19日付け 「中長期的な観点からの協会の運営基盤はきわめて脆弱である」。十八日、サンパウロ市で行われた海外日系人協会の運営会議では、そんな残念な言葉が聞かれた。毎年、皇室ご臨席のもと東京で行われている海外日系人大会を主催している団体であり、世界に散らばる日系人の日本政府に対する〃窓口〃団体だ▼各国の日系社会にはそ ...
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2007年7月19日付け 今週末に開催される「第十回フェスティバル・ド・ジャポン」は節目の年を迎えるため否応がなしに期待が高まる。 今年は会場全体を使用し、ブラジル国内では有数の日系イベントの一つに成長している。 来年の移民百周年祭にも大きな役割を果たすであろう文化的イベントだが、一体感に欠けている気がする。 各県人会か ...
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2007年7月19日付け コンゴーニャス空港惨事のニュースが入ったクリチーバ空港でTAMの支店長が訴えた。雨天の日の排水装置も完成していない、竣工早々の滑走路を使用するのは危険であったという。しかし、七月は休暇シーズンで乗客の激増と航空会社のかき入れ時である。空港整備公団(Infraero)は、その辺の事情を考慮して滑走路の使 ...
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