2007年5月11日付け 日本語センターで始まった教師研修基礎Ⅰサンパウロコース。参加者ら六人はアルゼンチン、ペルー、コロンビア、ブラジルの四カ国にまたがるが、彼らの共通点は、全員がデカゼギ経験者であるということ。実際に働いたのが五人、子弟として滞日したのが一人。担当講師は「デカセギ帰りで教壇に立つ人は増えてますよ」。デカセギ ...
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コラム 樹海
2007年5月11日付け NHKの連続テレビ小説の題名「どんど晴れ」は「めでたし、めでたし」「これでお終い」といった意味である。東北地方の主として南部地方で、お年寄りが孫に昔話をしてやったときの締めくくりがこの言葉だ▼筆者も父方の祖母からきいた。岩手秋田の県境の寒村の冬の夜、藁布団にくるまり、耳にした祖母の発音は「どっと払え」 ...
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2007年5月11日付け 「私の望郷の桂植民地、忘れないでほしい」=坂川さん著書を100周年協会へ=寄贈5千レアル添えて=2月、第2版が支援図書に 自分の故郷「桂植民地」をコロニアのみなさんに知ってほしい、忘れて欲しくない、という思いで書いた二世・坂川オノフレさん(82、サンパウロ)の自分史『望郷の桂植民地』――両親が辿った道 ...
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2007年5月11日付け 今日十一日に文協新執行部による記者会見が行われ、理事十五人の発表が行われる。 選挙後、「どうなったのか」と読者からも問い合わせがあったところだが、二週間経って人選が終わったようだ。 統一という言葉が合言葉のように交わされた選挙だったが、他派からの取り込みが行われたのかが気になるところ。 執行部側 ...
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2007年5月11日付け ブラジル司教会議(CNBB)ドン・バルボーザ事務局長の声明書に記述された「交際」という表現が問題になっている。交際にはセックスが含まれるか否か。交際は接吻と69までか。セックスがあれば、入籍しなくても夫婦であり、生活費の負担は当然。金銭の享受は売春の一種か。最近は「かよい婚」が流行しているからだ。 ...
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2007年5月10日付け エスピリット・サント州サンタレオポルジーナ市は今年創立百五十周年を迎える。一八五七年、サンパウロ州ウバツーバの農場から連れてこられたスイス人とドイツ人からなる百四十人の入植団が草分けだ。オーストラリア人、オランダ人、ポーランド人などが続き、計一万二千コロノが導入された。当時最大の〃王立〃植民地の一つだ ...
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2007年5月10日付け 宮城県人のブラジル移住は第一回移民船「笠戸丸」からはじまる。来年は県人移住百周年でもあるが、それだけではなく、一八〇三年、記録の上で初めてブラジル・サンタカタリーナ州を訪れた日本人である「若宮丸」乗組員の四人も宮城出身。さらに、笠戸丸以前の一九〇六年からサンパウロで営業し、一五年の聖総領事館開設までそ ...
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2007年5月10日付け 連邦警察での手続は大変面倒で時間がかかる。外国人登録の手続をしたのだが、思いのほか時間をとった。渡される書類はもちろん、必要書類のリストも伯語。完全に理解できない私にとっては辞書を片手に持ちながらの作業。埋まらない空欄と睨めっこをしていると、隣に座っていたお兄さんが助けてくれた。 空欄を一緒に考えて ...
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2007年5月10日付け 下院航空管制CPI(議会調査委員会)は八日、調査スケジュールを発表した。調査は旅客機墜落事故、航空管制、市場規制、空港インフラの四段階に分かれ、国会休会期間をはさんで九月十一日に終了する予定。墜落事故調査では、米人パイロット二人を召喚するという。 ◎ 七日夜から八日未明にかけて、サンパウロ ...
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2007年5月9日付け ベネディクト十六世のブラジル訪問をニューヨークタイムズ紙は「苦渋と歓喜の対決」と評した。ブラジルは、カトリック教会の既成宗教に対しプロテスタント新興派の台頭が著しい。既成教会がボヤボヤしている間に、羊を多数盗まれたらしい。既成宗教の形骸化と新興宗教のバイタリティは、毎度おなじみのようだ。 ◎ ...
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