2007年5月9日付け 七夕祭りを巡る宮城県人会とACALの対立が表面化した。独自準備を進める宮城の動きがACALを刺激したようだ。 サンパウロの七夕は、平和や愛、友情など、願いの種類で短冊の色が違うのが特徴だ。仙台からブラジルへ、三十年近い歴史の中で独自の形で発展してきたものだ。 あるACAL役員が言う。「今では短冊の願 ...
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コラム 樹海
2007年5月9日付け 八十歳になっても「知りたい」という意欲に満ちている西岡吾一さん(サンパウロ市モオカ区)。写真店経営だった腕を生かして、ここ数年、植物園やオルト・フロレスタルで花、蝶、虫、きのこなどを撮り続けてきた。合わせて二百五十点、きのこだけで百三十点ほどになる。A4版大に焼き付けした作品を本綴じ状にし「広くこどもた ...
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2007年5月9日付け 滋賀県日野町と姉妹都市提携を結んでいるエンブー市から今月一日、「エンブー・日野友好の会」会長の長田真央さん、前会長の菅原パウロさんが同町を訪れた。京都新聞の報道によれば、使節団の二人は町長ら役場関係者と懇談、町長も今後の交流に期待を表したという。 ◎ 日本の清涼飲料メーカー、サントリーが「 ...
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2007年5月8日付け 「メウ・ノーメ・エイ・エネイアス」で話題を提供したエネイアス・カルネイロ下議が、白血病で逝去した。(六十八歳。下院は半旗を掲げ追悼の意を表した。「ブラジルも世界から一目置かれるために原爆をつくれ」「高齢者にヴァイアグラを無料配布せよ」など下院で提議したが、どれも否決された。 ◎ 基本金利と比 ...
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2007年5月8日付け 「先月亡くなった高野さん、本当に惜しいですよね……」。リベルダーデ区の高野書店店主、高野泰久さんを思い出して、八木静代さん(70)は、何度もそう繰り返した。 訃報を紙上で知ったという八木さんは記者を見つけると、「あの方は日本から受け入れた学生にも、『お父さん』と慕われてて」と、高野さんの生前の活躍を語 ...
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2007年5月8日付け 中央アジアにカザフスタンという国がある。カスビ海に接し13世紀にはモンゴルに制服されたところと言えば、解りが早いかもしれない。幕末の頃にロシアに併合され旧ソ連支配下にあったが、91年12月に独立したばかりの国である。人口は1500万人強と少ないが、領土面積は世界で9番目に大きい。しかも、鉱物資源が豊かで ...
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2007年5月8日付け ブラジル日本文化福祉協会の半世紀を辿った「文協50年史」。四月末に刊行予定だったが、どうやら六月までずれ込みそうだ。スポンサー探しが遅れていることに加え、やはり、選挙の影響もあり、会計専任理事の引継ぎに手間取っているのだという。本自体は出来上がっているそうだが、刊行寸前までこぎつけこの状態。選挙に関して ...
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2007年5月5日付け サンパウロ市で六月四日にエタノール精製業者主催のエタノール・サミットが開催、ジョージ・ソロス氏が招かれる。サミットはルーラ大統領が開会の辞を述べ、カルドーゾ元大統領が議長を務める。ソロス氏はエタノールの今後の動向を語る。関心事は、十年続いたエタノール景気があと何年続くかである。 ◎ 航空管制 ...
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2007年5月5日付け 先日、宮城県人会館であめりか丸同船者会を取材しようと、会場に向かうと、日本民謡ブラジル大会が行われていた。間違えたのかと思ったが、屋上に昇る人影が…。屋上へ行くと、予定開始時刻前なのにある男性がすでに千鳥足。 記者は、千鳥足サンに「こんな若い同船者いましたか?どちらさんの子供ですか」と訊かれ、ニッケイ ...
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2007年5月5日付け 日本はゴ―ルデン・ウイ―クの連休が続き空や鉄道も満杯。高速道路は渋滞が60キロにもなり大騒ぎらしい。成田空港は海外へ出かける旅行者が72万人を超すとかで混雑が激しい。こうした観光派には結構なGWなのだが、今年の5月3日はちょっと騒々しかった。憲法が施行されて60周年であり、改憲か護憲かと意見が分かれ新聞 ...
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