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コラム

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大耳小耳

2007年4月12日付け  尊者として申請がすすめられている中村ドミンゴス長八神父。青木神父の調査によれば、同神父は身長百八十七センチ、体重百二キロの巨漢で、酒好きで豪快に笑い飛ばす人情味にあふれた人だったそうだ。中村神父はふんどしに黒の司祭服を着て、汽車もバスもない時代に遠方の日系移住地を目指して、重さ六十キロに及ぶトランクを ...

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コラム オーリャ!

2007年4月12日付け  「専門書を使ってくれるのは嬉しいけど、貴重な本ほど返却されないので」―。サンパウロ人文科学研究所の脇坂勝則顧問は、今年から無料の蔵書貸し出しサービスを中止した理由をこう語る。  同研究所は研究所の創立者だった中尾熊喜氏が寄贈した書籍など、三千冊を保有する。絶版本も多い。それらを目的に日伯の研究者が本を ...

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コラム 樹海

2007年4月12日付け  移民史料館が六月に、数年ぶりの特別展を開催する。移民七十周年の中心事業として建設された同館が、百年祭を前に活性化するのは心強い。史料館はただ展示するだけでなく、調査部門部も設け、研究者を育成していく目的も創立当初からあった。先日打ち出された「百周年記念誌」という移民の記録を残す事業に、史料館が中心とな ...

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コラム オーリャ!

2007年4月11日付け  昨年四十周年を迎えたブラジル日本都道府県人会連合会。記念事業として進めている四十周年史の編纂が、どうやら遅れているようだ。  この件は先月の定期総会でも取り上げられた。会長経験者による座談会なども行い、進んでいるかと思っていたが、聞けば、必要な県人会の資料だけでなく、各県人会からの協賛金もまだそろって ...

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コラム 樹海

2007年4月11日付け  昨年リオ・グランデ・ド・スル州で日本人が入植して五十周年の祭典が行われた。戦後移住五十周年ということである。同州とアルゼンチン国境に近いところに、一九五七年、ジュスチーナ移住地が開設され、十四家族、九十七人が入植、一年後に、将来の見通しが立たない、と判断されたことから、全家族が離散した。一年という〃短 ...

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東西南北

2007年4月11日付け  九日のBBC放送によれば、奴隷取引を支配したのは英国ではなくブラジルだという。ブラジルへ連行した奴隷一二五〇万人のうち七八万人は少年という資料があるそうだ。一五〇一年から一八六七年までは、ブラジル・ポルトガルが世界に君臨する覇権時代だったらしい。      ◎  ブラジル南部で企業を相手に詐欺を働いて ...

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大耳小耳

2007年4月11日付け  週刊誌には「あの有名人は今」という記事がよく出る。そういえば八二年まで、文協の屋上には日本庭園があり、錦鯉の泳ぐ池もあった。その屋上は、改修されて史料館九階部分となった。「あの鯉はどこへ?」と思っていた人もいるかもしれない。実はマリンガ文協の日本庭園には、あの鯉が今も元気に泳いでいる。加古川との姉妹都 ...

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大耳小耳

2007年4月10日付け  外務省の国内世論調査をみて、たった数人に関する国外犯処罰報道が、在日デカセギ三十万人やブラジル国のイメージに影響を与えてしまうことは、二国間の将来にとって果たして健全なことだろうかと考え込んだ。しかも百四十万日系人が祝う百年祭に、結果的に水を差すとすれば余計だ。ブラジルで計画されている対日世論調査では ...

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コラム オーリャ!

2007年4月10日付け  「日本に行ってよかったですよ。でも、日本人になろうと思ったことは一度もないですね。『自分はブラジル人だ』という意識が強い」。  一九六二年、二十二歳のときにぶらじる丸で渡日、以後二〇〇四年までを日本で過ごしたクレスポさんは、当時日本から渡った移民と逆の人生を送ったとも考えられる。  「六四年の革命の時 ...

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コラム 樹海

2007年4月10日付け  中国は共産党が支配する一党独裁の国だけれども、経済については資本主義を取り入れ勇ましい勢いである。上海に代表される沿岸部の発展は凄まじく外資の導入にも積極的だし、保有外貨は1兆ドルを超し世界的な経済大国に成長し鼻息は荒い。石油や鉄鉱石などの輸入も急激に膨れ上がり、中南米やアフリカへの進出も激しい▼その ...

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