コラム
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コーヴァスの癌でサンパウロ市市長選はどうなる?
サンパウロ市市長のブルーノ・コーヴァス氏が癌を煩っていることがわかった。まだ39歳の若さでそんな大病になること自体、かなり驚きだが、これはサンパウロ州政界、そして所属の民主社会党(PSDB)にとって
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東西南北
リオ州地裁が29日、夫婦揃ってリオ州知事を務めた、アントニーとロジーニャ・ガロチーニャ夫妻への人身保護令適用を解き、逮捕命令を出した。夫婦は9月2日に、ロジーニャ氏がカンポス・ドス・ゴイタカゼス市の
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スーパーエルニーニョと大災害
風台風15号と雨台風19号による被害が続いた日本。1日も早い復旧を願わされる中、28日にスーパーエルニーニョと地球温暖化に関する記事を読んだ▼エクアドルに近い赤道付近の海面水温が平年より高い状態が1
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大耳小耳
日本に旅行した際の入国審査で、義務的にスタンプが押されなくなった。そのため、いざ免税店で買い物をしようとした時に、「海外在住者」であることが証明できず、減税されないなどのトラブルが相次いでいる。20
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苦境アルゼンチンに新大統領=48%の支持得たフェルナンデス氏=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
10月27日行われたアルゼンチンの大統領選挙でアルベルト・フェルナンデス氏(60歳)が当選しました。再選を目指していた現職のマクリ大統領(得票40%)を破っての登場です。 ブラジルではアルゼンチン
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東西南北
ここのところ、ボルソナロ大統領と息子たちと険悪な状況にある、両院の前政府リーダーのジョイセ・ハッセルマン下議は、大統領が28日に自身をライオンに見立てたビデオを流し、その中で社会自由党(PSL)を敵
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ハンセン病患者数は世界2番目=制圧とはほど遠い現状と取り組み=岡本洋幸(在ブラジル日本国大使館 参事官兼医務官) 平山謙二(長崎大学熱帯医学研究所教授)
ブラジルは、ハンセン病患者数が世界で2番目に多い国です。 2003年から2018年の間に合計58万6112件、そのうち15歳未満4万4479件、また「グレード(段階)2」の障害が3万7390件報告
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気候変動と燃えるアマゾン―文明のあり方を問う=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子
2011年3月11日、私たちは日本列島の東北海岸一帯で起きた大津波が、人の営みを容赦なく一瞬にして押し流す自然の猛威による惨状を目の当たりにした。誰もが決して忘れることのできない恐ろしいものが、脳裏
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東西南北
このところ、南米で新自由主義経済に対する左派集団の逆襲が目立つ。27日の選挙でもそれは明らかだった。アルゼンチンでは大統領に当選したフェルナンデス氏の陣営が手でLの字を作ってルーラ元大統領の釈放を求
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北東伯海岸への原油漂着に関する「最悪の想定」
ブラジル沿岸部における史上最悪の環境破壊 想像してほしい。たとえば故郷の美しい海岸の見渡すかぎりが、真黒な原油の塊でベトベトになっている様子を…。そこでは人はもちろん、鳥もウミガメも、魚すらも汚染さ