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コラム

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大耳小耳

2007年2月20日付け  共栄日本語学校の生徒が待ち望んでいた「風の中の子供たち」が完成し、十五日に発行された。過酷な開拓時代、経済不況の中、種の植付けから収穫までの心配や喜びを家族と分かち合う農家の子供たちの姿や、デカセギに行った両親を待つ子供たちの心境が綴られた一冊。言わば、共栄移住地の移民史だ。「間に合わないかと思った」 ...

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コラム 樹海

2007年2月20日付け  先の2月7日は「北方領土の日」で阿倍晋三首相も集会に出席し早期返還を求める決意を表明した。これは日本の首相としては当然のことであり、旧ソ連によって強奪された歯舞・色丹・国後・択捉は日本固有の領土なのである。安政元年12月21日(新暦に直すと1852年2月7日)に結ばれた日露和親条約によって、北方領土は ...

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東西南北

2007年2月20日付け  昨年九月に小型ジェット機と接触し旅客機が墜落、一五四人が犠牲となった事故で、小型機パイロットと管制官の交信内容が十七日に公表された。サンジョゼ・ドス・カンポス空港の管制官の飛行高度確認ミス、小型機パイロットが操縦と通信に不慣れな上、管制官の英語の理解が困難だったこと、同高度で飛行していた両機を管制官が ...

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コラム オーリャ!

2007年2月17日付け  ブラジル鹿児島県人会創立九十周年記念事業として、「五年間」を限定に、〇四年からスタートした「鹿児島県語学・外部研修制度」――。  先日研修を終え、帰国の途に着いた第四期生の話を聞くと、口をそろえて「ブラジルとこれからも関わってゆきたい」とのこと。どうやら同制度の目的である「ブラジル通の若者を育成する」 ...

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大耳小耳

2007年2月17日付け  コチア青年連絡協議会は昨年三月、「二世青年男女の交流の場」と題して、ダンスパーティーなどを交えたお見合い会を開催したという。高橋一水前会長によれば、記念誌編纂で調査をおこなった際、コチア青年の子息で、未婚者の人が四割にのぼっていることが判明。「何とかしなくては」という会員の危機感から、一世が仲人になっ ...

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コラム 樹海

2007年2月17日付け  今年もまたカルナバルがやってきた。リオやサルバド―ルにはサンバとアシェが流れ狂熱の踊りが溢れる。今や「祭り」となったカルナバルも、30年ほど前にサンボドルモが出来てから観光色が強くなり、従来型から大きく変ってしまった。80年代の初めリオのサンボドロモを見物に出かけたが、席を占めているのは米の勇退した老 ...

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東西南北

2007年2月17日付け  リオデジャネイロ州ジャペリ市で十四日夜、十二歳の少年が祖母(66)を自宅で刺殺、遺体を毛布でくるみ路上を引きずっているところを警察に逮捕された。少年は犯行前と直後にシンナーを吸引。絞殺しようとしたが抵抗されたため、台所から包丁を持ち出して腹部と首を刺した。現場の血を掃除した後、溝に捨てるため遺体を引き ...

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コラム オーリャ!

2007年2月16日付け  自称「日伯関係では小泉元首相より上の存在」である天野鉄人氏の説明会に行った。ほぼ毎回行っている私も相当の好きものである。  「二世は百姓をしていればよい」「ブラジルの日本人は日本語能力が低い」「今のコロニアは皇室に見せられない」などなど、時代が時代ならば「天誅」を加えられてもおかしくない。  観客をこ ...

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大耳小耳

2007年2月16日付け  韓国移民にとっての笠戸丸は、六三年二月サントス港着のチチャレンガ号だ。その船名は日本移民にもなじみ深い。事実、その第一回移民船には、六十人近い日本人移民の同船者もいたという。六二年の先発隊十四人は、さしずめ日本移民史でいうところの〃神代の世代〃で、鈴木貞次郎やら隈部三郎のような存在か。同コロニア最高齢 ...

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コラム 樹海

2007年2月16日付け  沖縄県人会には移民百周年事業実行委員会がある。笠戸丸移民が多かった。日本移民百周年は、即県人百周年である。委員会が組織されたのは、二つの百周年を記念するため。底流に「沖縄県人および子孫」と「母県」による、アイデンティティの強い意識がある▼委員会のリーダーたちは、すでに世代交代している。一世移民から二世 ...

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