報道が日に日に大きくなっている北東部の海岸への原油漂着問題で、黒い油の塊を漂わせた波が打ち寄せるペルナンブッコ州レシフェの浜辺で、黒いゴミ袋をかぶり、悲しそうな表情で海中の原油の塊の除去作業を行う13歳の少年の写真が国際的に話題になっている。エーヴェルトン君という少年は、「お母さんの仕事を少しでも助けたくて、作業をしているんだ ...
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大耳小耳
ブラジル初となる本格的な会席料理『良』は2016年12月にオープンしたばかりだが、今年初めにさっそく改修。あえて客席を7席に減らし、予約客のみの店に生まれ変わった。1日に客7人を2回転させるだけなので、たった14人しか食べられない。だが一人分は500レアルと、南米の日本料理としては最高値と言われる。山下エジソン良一シェフは数年 ...
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23日夜、サッカーのリベルタドーレス杯準決勝第2試合、ブラジル勢同士の対決となったフラメンゴ対グレミオは、フラメンゴが怒涛の攻撃で5―0(2試合合計6―1)とし、同杯3年連続ベスト4入りの強豪グレミオを粉砕。地元マラカナンの応援団を沸かせた。この試合、前半は緊迫していたが、前半43分に先制後はフラメンゴの攻勢が止まらなくなった ...
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日本国外務省が臨時職員(2年間)を1人募集している。採用期間は来年1月15日から。職務内容及び待遇は、《常勤の国家公務員として採用され、採用後は、在サンパウロ日本国総領事館広報文化分野の担当官として、採用期間を通じて、同総領事館に勤務します。給与及び諸手当は「一般職の職員の給与に関する法律」の規定に基づき,各人のこれまでの経歴 ...
続きを読む »南米にもジョーカー君臨か?
ここ数カ月、世界中を激震させるような抗議行動が連鎖反応のように起こっている。香港、レバノン。そして南米でもエクアドルとチリで民衆と政府が激しく激突した。こうした状況を見て、「もしかして、ジョーカーは時代を予見したのか」「実在して、世界を混沌に陥れているのではないか」。そんな声が世界中のネットであがっている▼「ジョーカー」とは、 ...
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22日、最高裁第2小法廷は、テメル政権時の大統領府総務室長官だったジェデル・ヴィエイラ・リマ被告と、実弟で元下議のルシオ・リマ被告に対し、各々、14年10カ月、10年6カ月の実刑判決を下した。リマ兄弟は、2017年9月にジェデル氏が利用していたバイア州サルバドールのアパートから、いくつものスーツケースや段ボールに詰めた合計51 ...
続きを読む »予期せぬ出来事で苦しむ時
職場のパソコンが止まり、サイト用に送りそこなった記事がある。ミナス州ブルマジーニョの鉱滓ダム決壊による252人目の犠牲者の遺体が19日に見つかった件だ。事故の3カ月前、双子の息子の1人を殺人事件で失っていた母親は、やっと戻ってきたもう1人の息子の遺体を隣に葬った▼遺族の苦しみや、それを思い、9カ月も捜索を続けている消防士達の事 ...
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昨日付で報じたチリでの反政府デモはまだ収束に向かわずに継続。22日現在の死者は15人に増えている。この状況に関し、日本滞在中のボルソナロ大統領は、「チリがこのような状況になった背景には、ピノチェト軍事政権が終わったことがある」と発言し、問題となっている。かねてから同国の独裁者として知られたピノチェト氏礼賛で知られているボルソナ ...
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現在ブラジル日本文化福祉協会ビルの入口近くに、桜の写真展示が行われている。7月前半の週末4日間にサンパウロ州サンロッケ市の国士舘大学スポーツセンターで開催された「第23回桜まつり」の中で、富士フィルムが主催した「文協写真コンテスト」の応募作だ。来場者が桜のある風景を撮影して優秀賞に選ばれれば、景品としてカメラがもらえるというも ...
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ボルソナロ大統領が日本に渡航、滞在している間も、社会自由党(PSL)内の抗争が止まっていない。週末には、議会(両院)政府リーダーを解任されたジョイセ・ハッセルマン氏がボルソナロ次男カルロス氏、三男エドゥアルド氏とネット上で派手に喧嘩をする光景も見られた。特にカルロス氏とのそれは、共に絵文字を使って批判しあったことでも話題を呼ん ...
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