2007年1月12日付け サンパウロ美術館で開催中の「日本デザイン百選展」を訪れた。 初期のトランジスタラジオからごく最近の家電製品まで展示品は様々。興味深そうに見つめる来場者の姿を見ながら、ふと、同じ企画を県連の日本祭で実施したら面白いだろうな、と思った。 今年の第十回日本祭では各県の物産などを展示する企画もある。これを ...
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大耳小耳
2007年1月12日付け ブラジル製の和太鼓は桶胴式が一般的だが、イグアス移住地のイグアス太鼓工房では日本と同様に木からくりぬく。日本ではケヤキ材が主流だが、移住地では手に入らないので、ケヤキに似た木目が美しいセンダンや、硬い材質で響きのよいカナフェストを使う。鋲以外は全て移住地製だ。同工房の澤村壱番さんによれば「一個が完成す ...
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2007年1月12日付け 中国が唐の時代、楊貴妃が華南から遠路、都長安に運ばせたという言い伝えがある果物レイシ(茘枝と漢字をあて、ライチーともいう)。今季は豊作だったようだ▼初夏の果物で、ブラジルではナタール前に、市場にどっと出回る。どっと出回ったところで、産地を注目した。ブラジルでの最初の多産地はバストスだったと記憶がある。 ...
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2007年1月11日付け 政府はフェルナン・ジアスやレジ・ビテンクール道など、総延長二六〇〇キロに上る連邦道路七つの民営化を断念し、連邦道路のまま有料化する方針を固めた。通行料は道路の修理と管理に充てられる。政府与党は野党PSDBの推進した民営化への反対姿勢を選挙で強く打ち出しており、矛盾を避けるため方針を転換したとみられる。 ...
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2007年1月11日付け 援協は今年度の総会員目標を一万八千人にした。現在の会員数は一万七千人。毎月百人のペースで増やしていけば、十分達成できる数字だ。 だが、この数字。実際は全会員の三五%が会費の納入がない、所謂〃幽霊会員〃となっている。 この理由は、連絡先のわからない会員が大勢いることにある。デカセギに行ったり引越しを ...
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2007年1月11日付け 今年八月、サンパウロで世界の山口県系人が集う世界大会が開かれることになった。ブラジル県人会の平中信行会長によれば、三年前の第一回大会の際に、次回は県人会創立八十周年を迎えるブラジルかペルーで開催する打診を受け、最終的にブラジルに決まったという。各国の県系人の交流をはかる世界大会は、来年八月に同じくサン ...
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2007年1月11日付け ガルボン・ブエノ街にある遠藤ビル地階の、日系食品店などが集まったガレリアが四月いっぱいで立ち退きになる。八〇年代初頭から九〇年代半ばまで、ウニベルツールで知られたあの場所だ。その後、ガレリアになったが当初は人だかりのする雰囲気ではなかった▼六年前に開店した日系食材店「海鮮」から盛り返したといっても過言 ...
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2007年1月10日付け ブラジルGMは八日、中国で生産された自動車(ミニバン)の輸入と、中国製部品を輸入し組み立てることを検討していると発表した。過去八年間不振にあえいだ同社は昨年、新記録となる四〇万九九〇〇台を販売、今年も五%増を見込んでいる。 ◎ 連邦直轄区とミナス・ジェライス州など四州の旅行代理店が十二日か ...
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2007年1月10日付け 読売新聞の報道によれば、日本政府はこのほど、外国人住民の急増で新たな財政負担が生じている自治体に特別地方交付税を交付する方針を決めた。 外国人への公共サービス、子弟の就学を支援するための措置だという。自治体任せだった在日外国人支援に政府が乗り出した格好だ。 ブラジルをはじめとする在日外国人子弟の就 ...
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2007年1月10日付け 北東伯フォルタレーザに最初に日本人が入ったのは、第二次大戦の前後。同地に住む人によれば、「フジタ」さんだったという。後にバラバラと日系人が訪れるようになり、養鶏や野菜つくりをして生活を支えていたとか。「昔の資料はあるのかな。探せば見つかるかもしれない」と地元の長野英二さん。日本人会も再び活動を始めたこ ...
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