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コラム

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コラム 樹海

2007年1月10日付け  歴史に学ばない為政者は国を誤る、とよくいわれる。「為政者は」と「国を」のところをほかに置き換えると、それぞれに対しての教えなり警告になる。たとえば、移民百周年祭典協会の役員が学ぶべきは、過去の、一世のコロニア主要団体の役員たちの残した仕事、ということになるのだろうか▼『美しい国へ』という本を書いた安倍 ...

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東西南北

2007年1月9日付け  教育研究院の調査によると、二〇〇五年に十五歳から十七歳までの学生の一六%が退学した。退学理由のトップは勉学意欲の欠如(四〇・四%)で、二番目の仕事が必要(一七・一一%)を大きく上回った。女子学生は妊娠、出産が退学理由の二八・八%を占めた。      ◎  ルーラ大統領は経済成長加速を目的に今年二〇〇億レ ...

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コラム オーリャ!

2007年1月9日付け  セアラ州都フォルタレーザからバスで三時間半、小さな猟師町ジェリコアコアラで日系三世に会った。「サンパウロに疲れたから」。三十代と思われるその女性は十年ほど前にサンパウロ市から移り住んだという。  三年前まで電気が通ってなかった同地。砂丘に囲まれていて農業が難しく、代々漁業で生活を支えてきたが、ここ十年ほ ...

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大耳小耳

2007年1月9日付け  百周年のブラジル側の国内組織委員会に関して大統領令は出されたが、実際の組織はまだ立ち上がっていない。第二次ルーラ政権閣僚が出そろってから発足するとの見通しで、二月以降にずれ込むと見られるので、一足さきに日本側実行委員会が発足する形となる。両国政府が本腰を入れて取り組み始めたら「日伯交流年」としては成功す ...

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コラム 樹海

2007年1月9日付け  「フセイン処刑」のテレビ放映は衝撃的だった。黒い洋服を着た元大統領は、覚悟はしていたものと見え淡々とした表情だったけれども、絞首刑の画像はやはり目を蔽いたくなるような酷さがある。父親もよくわからない貧農に生まれ教育も受けていないが、バース党の権力闘争に勝ち抜き独裁者になった立身出世の見本といっていい人物 ...

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コラム 樹海

2007年1月6日付け  虚子は「去年今年貫く棒の如きもの」の句を残したが、新年はやはり朗らかに明るくである。屠蘇もながら2日の初夢や初荷に始まり歳時記には「初髪の縮れ豊かに若々し 新開菊江」という粋でほほえましい季語もある。なかでも楽しいのは年賀状の往来であろう。もう30数年も会っていない日本から旧友が年賀の言葉を連ね「孫が3 ...

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東西南北

2007年1月6日付け  民間航空庁(Anac)は運航トラブル対策として、予備の航空機の待機を盛り込んだ非常時プランの策定と六カ月以内にそれを実施できるよう航空会社に要求することを検討している。航空各社はコストを運賃に転嫁する考えだが、同庁はトラブルで発生する乗客への損害賠償費を節約できるので価格転嫁は不要と主張。      ◎ ...

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大耳小耳

2007年1月6日付け  昨年の年末から地下鉄の車内での窃盗事件が多発しているようで、乗車客には「十分に注意をはらうように」と車内アナウンスで何度も呼びかけている。女性の方は特に、ドアが閉まる直前に膝の上にハンドバックを奪い取られやすい…。読者の皆さんも乗車中でも気は抜かず、できるだけご注意を!      ◎  久しぶりに年末を ...

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大耳小耳

2007年1月5日付け  サンパウロ日伯援護協会はこのほど、福祉団体として免税措置が受けられる仮の認証を政府から六カ月の条件で受けた。事務局が先月七日、国家福祉審議会に申請し、翌日連絡が入ったという。正式な証明書は発行されるまでに一年半から二年ほどかかる見通しで、援協は今後、この六カ月の仮認証を更新し続けることになる。同会にとっ ...

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コラム 樹海

2007年1月5日付け  新しい年が明けた。めでたいと思っている人も、そう思わない人もいるだろう。ところで、あなたは、今、何か満たされないものをかかえ、それについて文句を言いたいと思っていないだろうか。つまり、安心していない▼軍国少女世代の曽野綾子という作家は「(多くの人々が)安心して暮らせることを本気で期待するのをみると、変な ...

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