ブラジル生活必携の書『楽々サンパウロ』の最新刊(19―20年版、コジロー出版、228ページ、110レアル)が発売された。サンパウロ市のフェイラ、レストラン、観光情報から、医療や住居など生活インフラに関するものまでに役立つ情報が満載。サンパウロ市の日系書店などで販売中。郵送での購入希望や問い合わせはコジロー出版(電話=11・32 ...
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多和田葉子とコロニア作家の差はどこに?
「どうしてブラジルからは、彼女のように祖国で注目される作家が生まれなかったのか?」――10日晩、サンパウロ文化センターで行われた多和田葉子(59、ドイツ・ベルリン在住)の公開対談を聞きながら、海外在住者が持つ「外からの視点」という共通点を強く感じ、そう残念に思った。 同じ海外在住者でありながら、かたや世界から注目を浴び、ノー ...
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ボルソナロ大統領と社会自由党(PSL)との関係がきわめて微妙なものとなっており、ボルソナロ氏がバンデイランテス局の人気ニュースキャスターで、民主党(DEM)党員のジョゼ・ルイス・ダテナ氏を来年のサンパウロ市市長選に擁立することに興味を示している。ボルソナロ氏はPSL内で出馬の意向を示していたジョイセ・ハッセルマン下議らには何も ...
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ボルソナロ大統領のPSL離党問題は、これから来年に向けて、不確定な要素を一気に増やしている。まず、大きな問題となるのは来年の全国市長選だ。市長選は各政党にとり、大統領選や知事選に次ぐ意味を持つが、仮にそれまでにボルソナロ氏の新政党への移籍が完了したとしても、統一地方選挙で新政党に当てられる援助額は少ない。一方、PSLは多くの資 ...
続きを読む »どこも異常な現在の南米
5年以上続いている政治的混迷がボルソナロ政権以降にますます深みにはまっているブラジル。だが、現在の南米を見ていると、おかしいのはこの国だけでないことがすぐわかる▼それはもちろん、マドゥーロ極左政権の暴走で国際的な孤立状態になって久しいベネズエラや、実業家出身の保守派大統領のもとでハイパー・インフレで債務不履行となり左翼ポピュリ ...
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本日付で報じた、ボルソナロ大統領と所属政党のPSLの対立問題で、9日午後、「ボルソナロ氏、PSL離脱」との報道が一斉に流れた。同党のルシアノ・ビヴァール党首が「ボルソナロ氏が何を持ち出そうと勝手だが、我が党の威厳は持ち出せない」「党のことは忘れろと言ったんだ。彼は忘れられた」「もう、わが党とは何の関係もない人物だ」と、かなり深 ...
続きを読む »いつから文協大講堂が「大聖堂」に?!
日本の演歌歌手・北山たけしが4日にサンパウロ市の日伯友好病院を訪問し、イペーを植樹した。1984年に北島三郎も同病院敷地内にイペーと桜の植樹を行ったこともあってか、日本のスポーツ新聞サイトでも報じられた。 だがそれらの記事をみると、6日に開催された「移民111周年記念スペシャルコンサート」の会場名が、ブラジル日本文化福祉協会 ...
続きを読む »愛でる、愛しむ、愛しむ
昔読んだ、老人ホームの人達と鹿の心温まる話を思い出させる記事に、最近出会った。一つは手術を受けて入院中の7歳児の回復を促すために雌馬を病院に連れてきた話で、もう一つは刑務所で服役中の女性達が、羊を飼う事で様々な変化を見せ始めたという話だ▼鹿の件は、老人ホームの人達が、繰り返し現れるようになった野生の鹿と触れ合う事で快活さや穏や ...
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サンパウロ州保安局がまとめたところによると、1~8月のサンパウロ市内での強盗件数は、前年同期比で2・31%減ったが、南部のシダーデ・アデマールにあるヴィラ・ジョアニーザ署管内では44・96%、東部ヴィラ・アルピーナ署管内では36・86%のように、件数が急増した地域もあるという。保安局は、この2署では計598人が逮捕されたと主張 ...
続きを読む »青年海外協力隊員から陶彫作家、モジお茶屋敷へ
来社対応を終えて、なにげなく編集部入口の古本売り場をみたら、見覚えのある特徴的なヒゲを持つ男性の後姿がみえた。「珍しい人が来られましたね」と声をかけたら、やっぱりモジ市コクエラ在住の陶芸家・中谷哲昇さん(あきのり、76、大阪府大阪市出身)だった。 中谷さんは「本を出したんで、持ってきたんです」と自分の作品集『AKINORI ...
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