コラム
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◇コラム 樹海
一九五〇年代、サンパウロであった朝香宮事件を思い起こした。他人の琴線に触れてきて、それを金儲けの手段とする悪いヤツは、まだいる▼さきごろ東京地裁で、有栖川宮家の後継者を名乗って結婚披露宴を開き、多額
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◇コラム オーリャ!
コラム 長崎県人会館の塀の上に円形状の鉄網が設置された。「目の前に警察署があるのにね」―。同県人会のちゃんぽん祭りに来ていた客がつぶやく。やけに厳重にするものだ、と記者も思った。 「浮浪者が塀を
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東西南北
2006年9月21日付け 個人データ購入を指示した疑いの大統領特別補佐官が所有する会社が、与党議員買収の裏金を提供していたヴァレーリオ氏経営のSMPB社から九万八五〇〇レアルの資金を受け取っていたこ
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大耳小耳
2006年9月20日付け 文協図書館を利用するには、昨年まで文協会員(年百十レアル)になり、さらに図書貸出料(四十レ)が必要だった。しかし、今年から会費(年百二十レ)のみで利用可能になったことで、会
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◇コラム 樹海
読売新聞を率い巨人軍の創立者でもある正力松太郎氏(故人)が、講道館の最高位である十段だったらしい。嘉納治五郎が柔道を始めたのが明治15年。それから現在まで十段を貰ったのは僅かに15人しかいない。あの三
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◇コラム オーリャ!
コラム スザノ福博村が入植七十五周年を祝う。戦後急激な発展を遂げたサンパウロ市。都市膨張の波に洗われながら村を守り続けるには、奥地とは違う苦労があったろうと想像する。 「福博は今も『村』です」、
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東西南北
2006年9月20日付け マリーニョ労働相は十八日、今年の正規雇用が昨年(一二五万三〇〇〇人)と同じか下回るとの予想を発表した。二〇〇二年の大統領選で当時のルーラ候補は四年間に一〇〇〇万人の新規雇用
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大耳小耳
2006年9月19日付け 知り合いの女性が日本からブラジルを訪れた。訪れた、というのは適当でないかも知れない。というのも彼女は八歳までブラジルで育ち、十六年ぶりの〃帰国〃であったからだ。ポ語も言って
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◇コラム 樹海
ブラジル暮らしが長くなって日本の祝日も、ついつい縁が遠くなってしまう。昔は「敬老の日」なんてなかった。その後―9月15日にと決まったのだけれども、今は「九月の第3月曜日」だそうである。つまりは土・日
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◇コラム オーリャ!
コラム 「日本人よりもブラジル人の方が、障害者に対する受け入れが優しい気がするね」と、こどものそのの「牛の丸焼き祭り」で会った男性が話していた。障害者福祉に携わってきた経験者だ。 「こうやって祭