コラム

  • 大耳小耳

     俳誌『朝蔭』478号が8月に発行された。《母の日や誤字も嬉しき子の便り》(モジ=幸村みさを)には思わず共感。日本語で書こうとしてくれた子の気持ちだけでも嬉しい。《蘭園や花の浄土もかくあらん》(モジ=

  • 東西南北

     「本のビエンナーレ」で、男性同士のキスシーンのある漫画の撤去を命じ、「検閲行為だ」として世界的な話題となったリオ市のマルセロ・クリヴェラ市長が16日付のフォーリャ紙のインタビューに答えた。市長は「福

  • アラス氏の連邦検察庁長官就任は民主主義の後退?

     世界的にも珍しい「ブラジル式民主主義」を象徴する慣習を無視――ボルソナロ大統領が5日、次期連邦検察庁特捜局(PGR)長官(日本式に言えば「検事総長」)に、3人リスト(lista triplice)に

  • 東西南北

     エスピリトサント州で「殺人犯を殺した人には1万レアルの褒美を」と発言して物議をかもした州議員がいる。この人物は退役軍警のカピタン・アスンソン州議で、ボルソナロ大統領と同じ、民主社会党(PSL)の所属

  • 東西南北

     2017年にサンパウロ大都市圏のサンベルナルド・ド・カンポ市で、窃盗に入ったアパートに住んでいた刺青師に、額に「私は泥棒で薬物中毒」との文字を彫られたことで話題を呼んだルアン・ロシャ・ダ・シウヴァ氏

  • ブラジル激動の時代を風刺した映画「バクラウ」

     「激動の時代にこそ、芸術は生まれる」。そのようなことは昔から言われる。たしかに「為政者からの圧力が強かったがゆえに生まれた芸術」の例は古今東西、枚挙に暇が無いが、現在、公開中の映画で、ブラジル史上、

  • 東西南北

     10日、ドナルド・トランプ米国大統領がジョン・ボルトン大統領補佐官を更迭した。ボルトン氏と言えば、ジョージ・ブッシュ氏が大統領だった2001~08年当時から共和党政権のタカ派外交の参謀役として知られ

  • 9・11と黄色い9月

     11日朝、「米国の同時多発テロ事件から18年」との報道が続いた。時の流れの速さに驚くと共に、余りにも鮮明に記憶に残る事件の一つだと痛感する。飛行機が相次いでビルに突っ込み、爆発的な火災が発生。多くの

  • 東西南北

     9日、サンパウロ市南部シダーデ・アデマールのスーパーで警備員2人から拷問を受けたとして話題になった17歳の少年が、容疑者として逮捕された警備員2人を「間違いない」と認めた。家族と共に仮設のバラックで

  • 大耳小耳

     ブラジル吟剣詩舞連合会(宮村秀光会長)は「第47回全伯吟剣詩舞道大会 吟と舞と剣」を7日に、サンパウロ市内在伯大阪なにわ会会館で開催したが、宮村会長によると、出場者の中から18人がパラー州ベレンで開

Back to top button