和風月名で8月を「葉月」と呼ぶ。 パラグァイでは8月15日は、首都アスンション市の創立(1537年)記念日である。別名「Madre de Ciudades」(都市の母)と呼ばれる。 スペインが南米を植民地にしていた時代に、征服派遣隊はアスンションを根拠地として、今の南米南部地域の70余りの都市、ボリビアはサンタクルス、アル ...
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「時が来ると実がなる」事を信じたい
日本の友人がフェイスブックにプルーンの実の写真と、「時が来ると実がなる」との言葉を載せた。それを見、弊社で日本語の研修をし、北海道で国際交流関係の仕事をした後に帰国、ブラジルの公文本社で勤務している三世の男性から「公文の社長は誰も切らない」と聞いたのを思い出した▼近所の公文の教室経営者が次々に人を採用しては首を切り、新人のトレ ...
続きを読む »名言・名句から学ぶ=病人の見舞い方=病との闘い方 サンパウロ市ヴィラ・カロン在住 毛利律子
孔子・危篤の弟子を 見舞って詠う 【斯(こ)の人にして斯の疾(やまい)有り】 (お前ほどの優れた者が、どうしてこんな病気に罹るのだろうか) この言葉は、孔子が、 孔門十哲の一人、冉 伯牛を見舞った時に詠んだという。伯牛は傑出して人品優れていたが、身体が弱く、もっとも忌み嫌われていたライ病に罹っていた。 病床に臥す伯牛の ...
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2日、パルメイラスがフェリポン監督を電撃解任し、ブラジル・サッカー界を驚かせた。2002年のW杯優勝監督でもある同氏は、昨年、自身の古巣でもあるパルメイラスを全国選手権で優勝させていた。だが、リベルタドーレス杯の準々決勝で敗退した上に、1日に行われた全国選手権でも首位のフラメンゴに0―3で完敗し、責任を問われた。すでに後任には ...
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ラーメン職人・SHINさんが今週から金・土曜日だけではなく日曜日にも、サンパウロ市ベラ・ビスタ区の日本食店「ワカ・ハウス・ジャパニーズ・フード」(Av. Brigadeiro Luiz Antonio, 2050, loja 15)にて営業することになった。これまでとは時間が変わったので注意が必要。金曜日は午後7時~10時、土 ...
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ダッタフォーリャでの最新の世論調査の結果が良くなかったボルソナロ大統領だが、同調査でもう一つ、同氏にとってショックな結果が出ている。それは、もし今、大統領選が行われていたとしたら、昨年10月に大統領選の決選投票を争ったフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)に36%対42%で敗れる、というものだ。これが仮に相手がジョアン・ドリ ...
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8月27日にジャパン・ハウスで宮崎県と在聖総領事館が共催した「みやざきの夕べ」では、2階のレストラン藍染で実際に食文化を体験する時間が設けられた。本物の宮崎牛、焼酎などは申し分なく堪能できる美味。ところが同レストランが作った〝郷土料理〟には、慶祝団からも「物言い」がついた。チキン南蛮は本来「鳥の胸肉を揚げたものを南蛮酢に通し、 ...
続きを読む »有名日系経営者と日本語で許しを乞う乞食の格差
「セグランサ(治安)の問題があるから、名前と写真は出さないでくれ」――8月28日夜、サンパウロ市のジャパン・ハウス内のレストラン藍染で行われた、TOTOの便座およびウォシュレット製品の発売開始式で、それを専売するFAST SHOP創業者である日系人に初めて会い、話をしていてそう釘を刺された。 FAST SHOP(https: ...
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30日に発売された週刊誌「ヴェージャ」が、ボルソナロ一家を巡るスキャンダルの発端となったファブリシオ・ケイロス氏の行方を8カ月ぶりにつきとめたと報じた。ケイロス氏は大統領の長男フラヴィオ上議がリオ州議時代の職員で、他の幽霊職員の給料が一斉に振り込まれていたとして疑惑の中心となっていたが、サンパウロ市の病院での癌の手術後、姿をく ...
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7月に「ヴァザジャット報道」の元となったと思しき情報をハッキングしたとして逮捕されたうちのひとり、バルテル・デルガッチ・ネット氏がフォーリャ紙の取材に答えた。それによると、同氏は「自分が学んだ知識で公的な情報を得ようとしたけど、逮捕されるとは思っていなかった」と発言した。さらに、現在渦中にあるセルジオ・モロ外相やデウタン・ダラ ...
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