在リオデジャネイロ日本国総領事館によると、28日(水)午後11時頃に、リオ市南部イパネマ地区イパネマ海岸(Posto 9)で中国人観光客らが刃物で襲われ、1名が胸部を刺されて死亡、もう1名が背部を刺されて負傷する事件が起きた。一部報道等によれば、中国人観光客らが物売りから声を掛けられて断ると、激昂して犯行に及んだという。総領事 ...
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全てはタイミングと協調の問題
ブラジルがアマゾン森林火災問題で良くない意味で世界に注目された1週間だった。これに関し、世界の世論の大方は「火災の原因となる森林伐採を増加させたブラジルが悪い」と見ているが、ブラジル内を見ていると「昔の労働者党(PT)政権の方が伐採が多いのに今なぜ」「森林伐採は本当に悪いことなのか」「世界的な左翼的風潮がボルソナロ政権を苦しめ ...
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アマゾン森林火災問題でフランスのマクロン大統領との対立が話題のボルソナロ大統領。とりわけ、ツイッター上に流れていた、マクロン氏より24歳年上で66歳のブリジット夫人を、37歳のミシェレ・ボルソナロ夫人と比較してからかうツイートに、ボルソナロ氏自身が大笑いして反応したことは、本来の問題に火に油を注いだ。だが、これを「失礼だ」と感 ...
続きを読む »開発行為と森林火災が先住民保護区を破壊
8月に入って急増中の法定アマゾンなどでの森林火災は、従来は伐採が禁じられていた所でも起きている▼一例はアマゾナス州南部のテニャリン族の部落だ。国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)やシコ・メンデス研究所(ICMBio)と連絡を取り、保護区全域を監視していたのに、23日夜、部落は全焼。煙の向こうに火の手が残る光景を前に、酋長 ...
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ここ数日、アマゾンの森林火災の件をめぐって国際世論でも批判の声を浴びせられているボルソナロ大統領だが、全国運輸連盟(CNT)が23~26日に行った最新の世論調査によると、ボルソナロ政権の支持率は29・4%と初めて30%台を割り込み、逆に不支持率が39・5%に達した。2月は支持が39%、不支持が19%だったから、だいぶ支持の様相 ...
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26日付アゴラ紙によると、CPTM11号線には克服すべき問題が山積だという。サンパウロ市ルス駅からモジ・ダス・クルーゼス市のエストゥダンテス駅までを結ぶ23・3キロの路線は、1日平均75万7千人を乗せ、車内がネットの地図「グーグル・マップ」が選ぶ「世界有数の混雑する路線」に選ばれている。また、駅の構内の壁やベンチには落書が目立 ...
続きを読む »アマゾン火災騒動への違和感を読み解く
アマゾンが国際世論やネット上でも燃えている――熱帯雨林伐採も森林火災も放置してはいけない。きちんとコントロールしなければいけない。その部分は、はっきりと言いたい。 その上で、先週からのアマゾンに対する国際世論を含めたボルソナロ政権への批判に奇妙な部分があることを指摘したい。この問題に関して、現政権の肩を持つつもりはない。だが ...
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アマゾンの森林火災拡大と、ボルソナロ大統領が非政府団体のせいにした問題は世界中に波紋を投げかけているが、ブラジルでは、国外からの批判の的となっているボルソナロ大統領を擁護する声も依然としてある。大統領の社会自由党(PSL)のカルラ・ザンベッリ下議は、「マクロン大統領はフランスでの拒絶率が67%もあるくせに」といい、大統領三男の ...
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20日、市民省文化局のエンリケ・メデイロス・ピーレス局長が辞任した。ピーレス氏は「文化をフィルターにかけようとしている」として、連邦政府が検閲行為を行おうとしていることが直接の原因と説明した。オスマール・テーラ市民相は「検閲など行っていない」と否定したが、「私は市民相や大統領を尊敬しているが、検閲には反対だ。だから辞める」と答 ...
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9月4~6日にサンパウロ市のジャパン・ハウスで開催される、国際交流基金サンパウロ日本文化センター、サンパウロ大学(USP)、JSPS科研共催の「社会・人・ことばの動態性と統合」と題した国際会議の申込み期限について、主催者から連絡があった。申込みは、今月25日まで。参加申込みはサイト(https://forms.gle/GVh2 ...
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