こんなに新型コロナ禍生活が長く続くとは思いもしなかった。個人の身体機能も生活形態も、すっかり変わってしまった。 運動系機能は確実に低下し、外出しないので反射神経、視覚系、聴覚系の機能低下、生活リズムの乱れによる記憶系の衰えから、脳専門医は高齢者、中高年だけでなく、低学年の児童にまで深刻な「コロナ鬱」を引き起こしていると警鐘を ...
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東西南北
毎日、トップページのロゴを世界的に有名な人物にちなんでデザインすることで知られているグーグルが19日、この日に生誕100年を迎えた世界的ブラジル人教育者、パウロ・フレイレ氏(1997年没)を選んだ。「全員教育」を理想とし、教師に生徒の個人史を重視させるフレイレ氏の教育に関しては、ボルソナロ大統領三男のエドゥアルド下議が「低質の ...
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21日に国連総会で演説を行うボルソナロ大統領。総会はニューヨーク市にある国連本部ビルで行われるため、ボルソナロ氏はワクチンを打たないまま参加するであろうことが予想され、注目されている。ニューヨーク市は総会への参加者には接種を義務付け、入場時に接種証明を提示することなどを求めているが、国連側は全員に強要することはできないと頭を悩 ...
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サンパウロ市で最も有名なファヴェーラ(貧民街)のひとつであるパライゾーポリスが、16日で100周年を迎えた。パライゾーポリスは西部モルンビ区付近にあり、100年前から不法占拠による居住がこの地区で始まった。まとまって人が生活し始めたのは50年代からで、歴史上に残る大不況期の80年代に一気に住人が増えた。現在、市内では2番目の規 ...
続きを読む »「ルーラ有罪」に不信感深まる
14日、ラヴァ・ジャット作戦の捜査対象となっていた大手建築会社、OASの元社長レオ・ピニェイロ氏が、自身が褒賞付証言(以下デラソン)で語ったものの一部を「嘘をついていた」と直筆の手紙を書いて否定していたことがわかったと報道されている。 直接この件でルーラ氏が実刑判決を受けたわけではない。だが、ピニェイロ氏といえば、ルーラ氏が ...
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サンパウロ市では13日から、アストラゼネカ・ワクチンで初回接種を受け、2回目の接種を待っていた人に対するファイザー・ワクチンの接種が始まっている。14日の時点で「在庫が切れた」という情報は入っていない。一方、6日からはじまっている高齢者向けの3回目の接種は、現在のところ、3人に1人しか接種が進んでいないという。その理由は、接種 ...
続きを読む »大統領の「三権は一つの体」発言は本当?
最高裁や判事への批判を繰り返し、全国の支持者に7日の反民主主義デモへの参加も呼びかけていたボルソナロ大統領が14日夜、行政と司法、「我々の最高裁」は「一つの体」で、三権が互いに理解し合う事は「国民の喜び」と語った。 7日にはアレッシャンドレ・デ・モラエス最高裁判事を「悪党」と罵倒し、「奴の命令には従わない」と断言。更に、下院 ...
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今週は連邦政府によるコロナ禍に伴う緊急支援金の5回目の引き出し解除(7~12月生まれ)が行われている。7月生まれの人は13日の月曜日に引き出しや他の口座への振り替えが可能となっており、そこからは毎日、8月、9月、10月、11月と続き、週の変わった20日に12月生まれの人の分も解除される。また、17~30日はボルサ・ファミリア受 ...
続きを読む »《記者コラム》「国民への宣言」が意味するもの=テメル前大統領仲介という分水嶺
モラエス判事を「悪党」と呼んだ2日後「教授」 9月7日(火)午後、ボルソナロ大統領はサンパウロ市パウリスタ大通りでアレシャンドレ・デ・モラエス最高裁判事を「Canalha!(悪党)」と呼び、「最高裁判事を辞めるべきだ」「おまえが下した判決には決して従わない」と大見得を切って、集まった12万人の支持者から喝采を浴びた。午前の ...
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先週、サンパウロ市ではアストラゼネカ・ワクチンが在庫切れとなり、2回目の接種を受ける予定だった人が受けられなくなる事態が起きた。週末時点でアストラゼネカのワクチンが在庫切れとなったのは5州に及ぶから、事態は深刻だ。少なくともサンパウロ市では11日、13日からはアストラゼネカで2回目を受ける予定だった人にファイザー社製のワクチン ...
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