キャリア50年以上のジャーナリスト、アレッシャンドレ・ガルシア氏が、「ジャーナリズムは事実の奴隷でなければならない」と語り、我々の視点や倫理観というフィルターを避ける事は不可能だが、自分が信じる事実を曲げてはならないと説いた▼弊紙でも、題材の選び方や表現方法に記者の関心や問題意識が反映される事は避け難い。だが、これは知ってもら ...
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東西南北
サンパウロ市警女性保護署は29日、サッカーのスター選手ネイマールの強姦疑惑に関し、証拠不十分で捜査を打ち切ることを発表した。モデルのナジラ・トリンダージ氏が「ネイマールに強姦された」と訴えたことで5月31日に始まった捜査は、7月1日に捜査期限が延長されていた。捜査員はナジラ氏の証言にはいくつもの矛盾があるとし、「ネイマールは罪 ...
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国家電気通信庁(Anatel)は28日、8月の電気代が「赤旗1」となり、100キロワット時(kw/h)につき4レアルが追加徴収されると発表した。7月は「黄旗」 で100kw/h1・5レアルの追加だった。8月は毎年雨が少ないが、同庁によると、予報では今年8月の雨量は平均を下回り、主要水力発電所の水位も落ちるため、火力発電所の稼動 ...
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サンパウロ市南部の一部地域で、先週火曜日(23日)から本紙配達が止まり、読者に迷惑をかけている。大変申し訳ない。ビラ・マリアナ、ビラ・クレメンチーノ、サウデ区などの地区を担当するモトケイロが病気で入院し、配達が滞っていた。30日付け新聞から配達は復旧する。購読部によれば「この1週間の分を受け取っていない、この地区の読者には10 ...
続きを読む »さくらホームの雪割桜に込められた郷愁
「有名な観光地カンポスの名所の一つとして、桜祭りの時だけでなく、お客さんが年中訪れて入場料収入を落としてくれ、少しでも老人ホームの運営が楽になるようにしたい」―27日、サンパウロ州カンポス・ド・ジョルドン市のさくらホームで桜祭りを取材した際、サンパウロ日伯援護協会(以下、援協)の与儀昭雄会長からそんな言葉を聞き、少し意外に思っ ...
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サンパウロ大都市圏スザノ市の州立校の体育館で薬物を違法に売っていた男が、24日の夜、逮捕された。匿名の通報を受けて現場に向かった軍警は、体育館の壁に開いた穴を使って、金と薬物の受け渡しをしているところを見つけた。男は逃げたがあえなく捕まり、大麻やコカインなどが押収された。サンパウロ州教育局は、軍警の行っている、学校を犯罪から守 ...
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クリチバ日伯文化援護協会の日本語講座(小本ラウラ光子校長)は、昨年に開講35周年を迎えて記念誌を発行した。記念誌には35年間の沿革や、ピクニック、スピーチ・コンテストなど行事の様子、元生徒による感動や苦労の数々が綴られている。今では三世の日本語教師もおり、若い世代への引き継ぎも行われている。きっと40、50年の記念誌も作られる ...
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ブラジル中銀は25日、ブラジル人観光客が今年の6月に国外で消費したお金の総額が15億2400万ドルで、今年上半期6カ月間の総計は88億700万ドルだったと発表した。今年6月に外国人観光客がブラジルで消費した金額は3億7400万ドルで、上半期の総計では30億760万ドルだった。ブラジル人が国外で使った金額の方が外国人がブラジルで ...
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ブラジル日系熟年クラブ連合会の機関誌『ブラジル老荘の友』545号を見ていたら、羨ましい話が出ていた。毛利ペドロさんの投稿によれば、妻と二人で金婚旅行に日本45日間めぐりをしたという。下関でフグ料理、富山でホタルイカ、宮城県の松島ではイカやカキ、北海道の函館ではタラバガニやイクラ、ホタテ三昧、イカソーメンも味わったとか。帯広では ...
続きを読む »アマゾン日本人移民90年の歩み=ベレン在住 堤剛太=(4)
南米拓殖発足 1928年8月11日、創立総会を開き資本金1千万円の南米拓殖株式会社が設立された。鐘紡が主な出資先で、一般株主の総数は5422人を数え、南拓の取締役(社長)には、鐘紡重役だった福原八郎が就任した。 南拓の設立目的は、日本の将来の人口増加を見込んでの食糧供給基地の確保で、10か年計画で1万戸(各戸25町歩割当)の ...
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