大統領には、本当にいい加減にしてほしい。まだ下院の社会保障改革案承認の2回目が控えており、いわば詰めの段階だ。本来なら今こそが政権の最重要課題の正念場、一番大事な時だ。それなのに大統領は、開いた口が塞がらないような発言を各方面に連発して、世間を呆れさせ、重要案件への集中を途切れさせている。特に「息子エドアルドを米国大使に指名す ...
続きを読む »コラム
東西南北
ブラジル最大手石油公社ペトロブラスは19日、パラナ州パラナグア港近くに停泊していたイラン船籍の船2隻への給油を行わなかったと表明した。同社は「給油を行うと、米国による制裁を受ける可能性があった。ブラジルには当社以外にも船に給油出来る企業がある」とした後、「該当規約が遵守されている限り、顧客の給油要求に答えるとの約束は変わらない ...
続きを読む »大耳小耳
「第58回パラナ民族芸能祭」が6月30~7月12日、同州クリチバ市のグアイーラ劇場で開催され、6日にはクリチバ日伯文化援護協会が日本の伝統芸能を披露した。同会評議員を務め、芸能祭では宗教法人「生長の家」コーラス隊で出演し、『銀色の道』『花』を披露した笹谷宏一さん(76、二世)。「観客に歌詞の意味を伝えたいが、理解しているのは正 ...
続きを読む »当たるも八卦、当たらぬも?!=参議院議員選挙結果はいかに=ソロカバ市 早川量通
7月21日、第25回の参議院議員選挙の投開票が行われるので、ブラジルの日時では7月21日の午前11時頃には選挙の趨勢がはっきりすると思います。 現時点で(7月18日)私なりの「当たるも八卦」で予想すると、自由民主党は微減、公明党は堅調、共産党と日本維新の会は議席増、立憲民主党は倍増、国民民主党と令和新撰組は議席減の結果となる ...
続きを読む »東西南北
国際調査会社イプソスが今年の1、2月にかけて行った調査では、「新聞、雑誌を信用する」と答えたブラジル人が65%で、調査対象の27カ国中3位だった。ブラジル人は、「ラジオ、テレビを信用する」とした割合も65%で、「インターネットを信用する」は58%だった。新聞、雑誌の信用度を比較すると、ブラジルより信用度が高かったのはインド(7 ...
続きを読む »大耳小耳
大空不動産(リベルダーデ区グロリア街466番)では先週土曜日、13日未明にコンセントから出火してボヤとなった。すぐに消し止められたが、カベがススで真っ黒になるなど、全面復旧するには1カ月近くかかるのではとの話もある。コンピューターは復旧したので、家賃の支払いや受け取り業務などは通常通りできるそう。物件に関する相談や問い合わせに ...
続きを読む »東西南北
15日早朝、サンパウロ市西部のパルメイラス・バーラ・フンダ駅で、8歳の男の子と13歳の女の子(兄弟)が、38口径の銃を持って歩いているのが見つかり、警備員に保護されるという事件が起こった。2人は「両親が酔って口論となり、父親が銃床で母親を殴り始めたから」、父の手から銃を取り上げ、母方の祖父母の家に行こうとしたという。2人は14 ...
続きを読む »「生」にしがみついて生きる現代=「いかに美しく死ぬか」を目標に生きる=究極の終活―死を意識した日頃からの心構え=ヴィラカロン在住 毛利律子
去る6月にNHKスペシャル番組の「彼女は安楽死を選んだ」が報道された。多系統萎縮症という重い難病を患った二人の日本人女性が、自ら望んだ「積極的安楽死」と、「生き続けて医療を受ける」選択を比較的に報じた密着取材番組であった。 番組の内容は、スイスでは一定の手続きをして厳格な審査で認められれば安楽死ができるということから、それを ...
続きを読む »小さな注意が大きな差を生む
このところ、気を重くさせるような話ばかりが続いていたが、サンパウロ州海岸部のサンヴィセンテの町からちょっと嬉しい話が届いた▼主人公は大天使ミカエルのシャラー(同名の人)で、8歳の少年だ。ミカエル君は常々、「僕が使うバス停はいつもごみで汚れている」とこぼしていた。母親のミカルさんは息子の苦情を聞く都度、「我が家では家の中にごみを ...
続きを読む »東西南北
ダッタフォーリャの調査によると、ブラジル国民の7%は「地球は平らだ」と信じていることが分かった。この傾向は高齢者や、低所得者、低学歴者の方が高かった。同じ調査では、「人類は月面着陸をしたことがある?」の質問に、26%が「それは嘘」と答えた。理系離れは日本でも叫ばれて久しいが、ブラジルも事態は相当深刻なようだ。 ◎ ...
続きを読む »