コラム
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東西南北
2月11日(金) サンパウロ大学とサンタカーザ医大の入試(FUVEST)合格者九千七百四十四人の氏名が発表された。発表は第一次呼び出しで、入学手続きの進行次第で引き続き、二次発表が十八日、三次発表が
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コラム オーリャ!
カルナバル期間中の、禅寺での座禅はニュースになる。見出しは大体決まっており、「喧噪」と「静寂」を対比したものだ。カルナバルにそっぽを向くわけではないが、ブラジル人知識階級が、座禅の意味を理解して、精
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◇コラム オーリャ!
コラム イトゥの骨董品店を先日歩いていたら、菓子箱が目に止まった。アルミ缶で縦横二十~三十センチほどの大きさ。蓋に桜が満開の頃に写した弘前城の写真が使われており、五十レアルの値が付いていた。 ビ
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コラム 樹海
サンバと狂熱の踊りが終わった。俗言では―9月から10月になると産婦人科が大繁盛するの話だが、それもこれも溢れる情熱の落とし子とでも申すべきか。そんな予防にと政府は多彩なキャンペーンを張りお二人に気
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東西南北
2月10日(木) 農地占拠運動(MST)の縄張りとされるペルナンブッコ州キパパ郡で六日、軍警情報部の三人がMSTに合流したとみられる積み荷略奪犯捜査のため田舎道でパトカーを停めたところ、シセロ・シウ
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コラム オーリャ!
最も印象的な歌手はだれか。そう聞かれたら、カーニバルの季節ではなくても、リオのサンバチーム「マンゲイラ」のジャメロンと答える。 現在九十一歳。衰えを知らない、その太い歌声に初めて圧倒されたのは三年
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コラム 樹海
今年もまたカルナヴァルがやって来た。サンバやアシェ、フレ―ボが鳴り響き谺する。研修に来聖している若い同僚の女性は、観光向けのサンボドロモは嫌い―とサルバドールに飛ぶ。こちらはTV観覧だが、確かに―
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東西南北
2月8日(火) ジウベルト・ジル文化相は五日夜、サルバドールのカーニバルに参加し、トリオ・エクスプレス2222に合流した。山車の上で歌手のダニエラ・メルクリさんと共演し、踊り狂う群衆の熱狂振りに圧倒
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◇コラム オーリャ!
コラム ブラジルで数十年暮らしたら、つぎのような「ブラジル人のしたたかさ」を身につけたいと思うのだが…。 夕刻、地下鉄サンジョアキン駅構内出入り口。かなり強い雨が降っている。鼻下に立派なヒゲを蓄
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◇コラム 樹海
コラム 志賀重昂は「日本風景論」で、地震や噴火が起きて避難した人々も、災害が落ち着けば故郷へ帰ることを望むのは人情だといった趣旨の文章を書いている。まだ危険が潜む三宅島に帰っていった62人の村民