先日、コチア青年連絡協議会の有志が、国士館スポーツセンターに二度目の「コチア青年の森」造成のための植林を実行した。現場に小川彰夫文協理事(センター管理担当)が立ち会っており、当然のように「おカミへの未納金のカタ(抵当)として、取られないか」という心ある人たちの心配が話題になった。 小川さんは、文協役員ではあっても、法務・財務 ...
続きを読む »コラム
コラム 樹海
中国の人口が十三億人を突破した。今でも古稀を過ぎた日本の人は「支那にや四億の民がいる」の歌を口にしたものだがそれがあっという間に十三億人とは―。世界の人口は約六十一億人。その二〇%超を占める中国はまさに「人口大国」と呼んでいい。この十年間で一億人も増えている。パラグアイやボリビアの五百万人や六百万人を考えると、一億人の大きさ ...
続きを読む »東西南北
1月15日(土) 民間保険会社から再々要請のあった保健プラン旧加入者の月掛け金調整について、保健監督庁(ANS)は十三日、調整を新契約者は二五%以下、九八年以前の加入者は一五%以下として会社側の要請を退け、さらに一方的な医療制限や契約解消を禁じた。九八年十二月までに保健プラン契約を結んだ旧加入者は、全加入者二千二百三十万人の四 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
以前、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、ある対談の中で「歌舞伎は(江戸時代)当時の現代劇だった」、「初代(市川)團十郎は、今でいうと渋谷あたりの兄ちゃんなんです」などと話しているのを読んで、「へぇー」と思った。 ふる~い伝統芸能とばかり考えていた歌舞伎だが、当時の大衆にとっては、かなり革新的なものだったのだ。異教とされた十字架を ...
続きを読む »コラム 樹海
インド洋大津波で、日本人旅行者の安否不明者が、当初六百人余の規模と広報されていた。NHKの国際放送が毎日、生存している人は(日本の家族へ)すみやかに連絡するように、と呼びかけていた▼近年は、旅行代理店を通さず、家族にも行く先を知らせず、海外旅行している日本人が多いのだ▼昨年、イラクの反米勢力に殺害された一日本人青年は、オースト ...
続きを読む »東西南北
1月14日(金) イタマラチー宮で十二日、ブルガリアのパルヴァノフ大統領と随行八十人を迎え、歓迎昼食会が催された。外国の貴賓を迎える昼食会では珍しく、セルフサービス方式が採用された。バーテンの給仕を受けたのは、両大統領夫妻と副大統領夫妻だけだった。セルフサービスの方が面倒な礼儀作法がなく、バーテンが接待するまで待つ必要がないた ...
続きを読む »コラム オーリャ!
「長期間滞在するなら、どうしてブラジルに帰化しないのか」。台湾政府機関の広報担当者らと先日、歓談していたときのこと。ブラジル国籍を取得しないことについて、質問攻めにあった。 経済的な成功をまず優先させる彼ら。不動産を購入したり、事業の営業許可を受けたりするには、ブラジル人であるほうが便利というわけだ。 二重国籍は台湾では認 ...
続きを読む »コラム 樹海
二〇〇億円が八億四〇〇〇万円に―。この桁外れの違いに驚いてしまうが、青色発光ダイオード(LED)の発明対価をめぐり中村修二カリフォルニア大学教授が勤務先だった日亜化学工業を訴えていた裁判は会社側が八億四〇〇〇万円支払うことで和解した。一審の判決では二〇〇億円の支払い命令だったから、中村教授も大いに不満だろうが、発明対価の訴訟 ...
続きを読む »東西南北
1月13日(木) 外交官養成学校リオ・ブランコの入学試験の必須科目から英語をはずすことが昨年十二月に決まり、論議を呼んでいる。アモリン外相はこれを「民主的決定」と強調、受験者に外交官や上流階級の子弟が多い現状に表される「エリート主義」を排除し、全国から幅広く受験生を募る考えを示した。外国語の習得は養成学校で強化する。一九六〇年 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ビアジャンテ倶楽部の新年会を取材して、みなさんの元気よさに舌を巻いた。 艶っぽい女性のイラストと一緒に軍歌『暁に祈る』の替え歌を書いた紙を、その場で貰った。 「あああの顔で あの声で もっと頼むと女房に ちぎれるほどに にぎられた 今朝の倅が まだ痛む」という歌詞の具合で、下ネタ話に華が咲く。「バウルーのボアッチのマダムは ...
続きを読む »