サンパウロ市のジャパン・ハウス(Av. Paulista, 52)が現在行っている『日本の47人の職人』展に県人会が協力している企画で、京都会が「日本文化の発祥地」と題した講演会(ポ語のみ)を今月30日午後4時から同館で開催する。講演者は、京都大学に県費留学したハナヤマ・ミドリさん。講演では、京都の代表的な文化を紹介し、日本の ...
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ヴァザジャットで混乱する中南米=オデブレヒト問題は奇々怪々化=ルーラ投獄はでっちあげなのか=パラグァイ在住 坂本邦雄
世紀のオデブレヒト汚職事件の摘発や取締に関わる「LJ・ラヴァジャット作戦」は、今になってブラジル人は単に悪徳の無駄な処置だったと主張し、我々多くの中南米人をして、何がなんだか全く訳が解らなくさせている。 その曰くは、当時スーパースターの名声を振るった、セルジオ・モロ判事により、ルーラ・ダシルヴァ元大統領の再選の道を阻止すべく ...
続きを読む »ボルソナロ丸、羅針盤なき旅の怖さ
ボルソナロ政権発足から半年。経済回復など、変化を望む人達が期待を込めて選んだはずの大統領だが、期待が大きかった分、早くも失望感を味わっている人が多かろうと感じるこの頃だ▼当選直後から問題を感じていたが、個人レベルの発言なら目をつぶろうと思っていた環境や思想に関連する発言は、国政レベルでもそのまま。地球温暖化を否定し、法定アマゾ ...
続きを読む »東西南北
「ジ・インターセプト・ブラジル」によるモロ法相絡みの暴露報道以降、ルーラ元大統領を実刑判決に導いた裁判の見直し論が再燃している。それは最高裁でも同様で、同裁は24日に翌日行う予定の審理延期を決めたが、25日に同氏の弁護士が直訴したため、第2小法廷が、ルーラ氏に人身保護令を適用するか否かの審理を突然はじめた。この問題に関しては、 ...
続きを読む »大耳小耳
8月18日に開催される「第10回全伯俳句大会」に向けて現在、「兼題」が応募受け付け中で、締め切りが30日に迫っている。大会委員の浜田一穴さんは「今回は10回の節目、より盛大にやりましょう。30日消印まで有効なので急いで送って!」と呼びかけている。投句料は無料。兼題は冬季一切、未発表作品で1人5句まで。送り先は「ブラジル日本文化 ...
続きを読む »島から大陸をめざして=在米 村松義夫(JAC日米農業コンサルタント)=最終号
「北米農業視察事業」は911テロ事件から、翌年の9月までの1年間の視察依頼予約の総てがキャンセルとなった。だが全員、半年間継続して仕事に専念してもらった。 その後も視察依頼の保証が得られず、本社と東京支社に数名残して翌年の9月まで続けたが、一向に将来の見通しが立たず、2003年に総ての資産を売却し、銀行からの融資の総てを返済 ...
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サッカーの女子W杯でブラジル代表は敗退してしまったが、男子代表は22日、コパ・アメリカで無難に決勝トーナメント進出を決めた。この日のペルー戦では、前試合のベネズエラ戦でゴールを3本無効にされた挙句に引き分け、散々批判されたうっぷんを晴らすかのように、前半から攻めに攻め、終わってみたら5―0の圧勝。この日の会場となったサンパウロ ...
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あるぜんちな丸で南米に渡った日本人移民を半世紀にわたり記録したドキュメンタリー番組の「完全版」が、日本時間の26日午前0時45分から3夜連続で、NHKの衛星放送(BS1)で放送される。1968年に南米各地へと渡った移住者を取材した番組「乗船名簿AR29」が放送され、その後も移住10年目、20年目、31年目と、その暮らしを取り上 ...
続きを読む »島から大陸をめざして=在米 村松義夫(JAC日米農業コンサルタント)=第9号
静岡県内からも多くの視察団を受け入れた。伊豆の苺生産者組織は、サリーナスやワトソンビル産地の苺生産地から出荷までの視察や大学試験場の品種改良等の視察。静岡のメロン組合は、現地路地メロン生産状況視察。静岡清水地区のJA役員による現地農業団体訪問と柑橘視察では、バイセリアで米国農務大臣とバッタリ面会することができ、日本の農業の立場 ...
続きを読む »生き残りを模索するニッケイ新聞
日本移民の日の特集号に掲載した「サンパウロ新聞廃刊の経緯」には、日本側を含め、各方面からたくさんの反響が寄せられた。それだけあの廃刊は大きな衝撃を与えたのだと痛感した。 と同時に、「ニッケイ新聞はどう生き残るつもりなのか。戦略を説明しても良いのは」という意見も頂戴した。襟を正して、今までやってきたこと、今後やるべきことを読者 ...
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