11月10日(水) サルバドール市出身のファビオ・ペレイラ容疑者(25)がイギリスの裁判所に終身刑を言い渡された。同容疑者は〇三年四月、資産家の写真家をロンドンの自宅で殺害。死体を床下に隠してそのまま住み、被害者になりすまして夜遊びなどの豪遊で一万ポンド(約五万レアル)を使っていた。写真家の不在を不審に思った近所の人の通報で警 ...
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コラム オーリャ!
「あと二十年たった時に自分たちが集まれる場所がない。だから日伯総合センターを作らなくては」と百周年協会のある二世役員は強調する。 立派な建物があるから若者が集まるのか―。立派な県人会館は幾つも建っているが、若者はどれだけ集まったか。大事なのは、人を集める〃仕組み〃そのものだ。カラオケ、バイレしかり。 人が集まるから建物が ...
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曽我ひとみさん(45)の夫チャールズ・ジェンキンスさん(64)に「禁固30日、不名誉除隊」の有罪判決が下った。言うまでもなく曽我さんは北朝鮮でジェンキンスさんと知り合い結婚した人であり、拉致の被害者である。ジェンキンスさんは在韓米軍の元軍曹だったが、脱走して北朝鮮に逃亡し利敵行為を犯したとして告発されていたのだが、予想を超え ...
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11月9日(火) 連邦警察のコエーリョ捜査官(44)は七日深夜、十二歳の息子を乗せてリオ市北部リオ・コンプリード区の通りを運転中、四人組の自動車強盗に襲われた。車から降ろされた同捜査官は、息子を安全な場所に移した後、車に乗って去ろうとする強盗らに発砲し三人を射殺。もう一人は走って逃げた。同捜査官は射撃で国内ランキング二位の腕前 ...
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思い出の風景が消えた。装いを新たにしたサンパウロ市ルス駅をみたとき、そう思った。とりわけマウア街側が往時の風情を失ったのは残念だ。 来伯して、初めてのラジオデッキを買った場所が駅前だった。夜、雑踏の露天商は闇市のようで、輝く裸電球がいまも記憶に残る。その雰囲気も、改修工事が始まり、自然と薄まっていった。 確かこの辺だったが ...
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先ずはお詫びを。10月26日付け小欄の一行目に「地震・雷・神・親父」と誤ってしまいました。神は「火事」であり編集部の若き同僚たちから叱責と罵詈雑言を頂戴し老生はひたすら陳謝し平身低頭の始末なのであります。と―いうようなわけですので何卒ご海容のほどお願い申し上げます。それにしても、地震とは真に怖いものであり、新潟中越を襲った強い ...
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11月6日(土) 機関銃や短銃で武装した六人組の男が四日午後、サンパウロ市西部アルト・デ・ピニェイロス区のショッピングセンター、ヴィラロボス内にあるイタウ銀行に押し入った。強盗らは銀行の金庫を開けるよう要求したが、鍵がなかったため行内の現金五百レアルを奪って駐車場から二台の車で逃亡。同ショッピングでは初めての強盗事件で、けが人 ...
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「親睦旅行で思う存分、お金を使える」――などと、なかなか言えるものではない。思う存分、使ったのは、ペレイラ・バレットの婦人部だった。さきごろ、今年を締める小旅行で刺繍の町イビチンガとリンス温泉に行った。一泊二日(五食)と短かったが、これは家をあまり空けられなかったからだろう。 ホテルはショーがつくところを選んだ。最後の夕食 ...
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日本人大学生が就職活動を始めると、必ずといっていいほど「自己分析・自己発見」という言葉にぶつかる。 将来を考えるためには、まず自分自身がどういう人間なのか知らねばならない、というわけだ。〃やりたいこと〃を見つけられない若者は想像以上に多い。 私事だが、先日、帰宅途中にカバンをひったくられた。貴重品を奪われたこと以上に、初 ...
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近ごろ珍しい農業学校見学小旅行がある。オイスカ・ブラジルが仕立てたバスが明後日ジャカレイのコチア農業学校に行く。乗って行く人たちは、同校で野菜を収穫したり、養鶏場で卵を集めたりすることができる▼笑い話に「近ごろのこどもは、茄子やきうりが、スーパーに生って(なって)いる、と思っている」というのがある。実際、そうは思っていないが ...
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