コラム

  • コラム 樹海

     ミャンマーの政治情勢が危なっかしいのは今に始まったことではない。若いころ京都大学に留学し「日緬(日本とミャンマー)関係史」を研究したアウン・サン・スー・チーさんが自宅拘禁されているのが、いい例ながら

  • 東西南北

    10月20日(水)  ブラジル経由出荷のコカインは、産地のコロンビアでキロ当たり三千五百ドル。それが米国やEUでは八万ドルで取引される。水際の厳しい日本市場は、二十五万ドル。死刑で処する中近東は、三十

  • コラム オーリャ!

     Toda unanimedade e burra(満場一致は馬鹿げてる)―。七日の百周年協会記者会見で、渡部和夫顧問はそう言った。邦字紙などから「コロニアの総意がない」と批判されている話の流れで、揶

  • コラム 樹海

     ブラジルから帰国後の小泉首相の身辺は、必ずしも平穏でないようだ。山積する公約・課題を実現しようとすれば、野党および与党の攻勢を受ける。自身が「これだ」「よかれ」と信じて、おし進めようとしていることが

  • 東西南北

    10月19日(火)  ブラジリア連邦司法裁判所建物の十階レストランの床が十五日食事時間の直前、十センチ落ち込んだ。裁判長は職員全員に退避勧告を出した。十八日は全館立ち入りを禁止。同建物は六九年竣工、職

  • コラム オーリャ!

     近くて遠い国。互いにそう感じていた時期が長かった日本と韓国。だがサッカーW杯後は、両国間に強い親和力が働き始めている。  そんな折、韓国人青年と会った。二十二歳。ふとしたことから恋愛の話題になり、「

  • コラム 樹海

     富山、広島や秋田県などでクマ騒動が続く。人の暮らす領域にまで出没するだけでも大事件なのに今年の熊は村の人々を恐ろしげもなく襲う。もう老齢に入った人も若い者もあの逞しいクマにはとても勝てない。ときには

  • コラム 樹海

     安売りの代名詞のような「ダイエー」が天文学的な借金の末にとうとう白旗を掲げて降参し、高木社長も責任を取って近く辞職する。世界一の本塁打王・王貞治監督が率いる野球チームも身売り話が飛び出すなど穏やかな

  • 東西南北

    10月16日(土)  首都環状道路のタボン・ダ・セーラとリベイロン・ピレス間六十一キロメートルの工事施工許可が、環境局からようやく一年振りに出た。これが完成するとサントス港へ降りる貨物トラックが、サン

  • コラム オーリャ!

     「歌」「唄」は、言葉以上に人と人をつなぐことができる。非日系の親日ブラジル人を得るのにも役立つ。 パラナ童謡歌謡大会は今年五十周年。先月、マリアルバで記念式典が行われ、功労者が表彰された。五十年前は

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