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コラム

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コラム 樹海

  贈り物や寄付は相手が有効に使用できて、しかも喜ばれるものが一番いい。その意味で、援協に図書(本)を寄贈するのは、余りよくない。援協がその本をバザーなどで換金して運営費に充当するというのであれば、無駄にはならない。だが、本は読まれてこそもっとも役に立つ▼筆者は、援協の施設のお祭りなどで現場を訪ねると、本棚を覗く。寄贈されたのが ...

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東西南北

10月15日(金)  地下鉄第二ラインはヴィラ・マリアナ駅から三キロメートルの掘削が終わり、〇六年上半期にシャカラ・クラビン駅とイミグランテ駅を含む区間が完成予定となっている。その後さらに二・二キロメートル掘り進みイピランガ駅とサコマン駅とつなぐ。来月にはイミグランテ駅の建築に入るため、サイオア橋近くのリカルド・ジャフェ大通りを ...

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コラム オーリャ!

 先日行なわれた老人週間でJICAシニア・ボランティアの安達正子さんが講演し、自身の一家を襲った不幸に触れながら「命の輝き」を訴えた。  講演を終え、聴衆の反応をひしひし感じている。多くの人がそれぞれの苦労と重ね合わせて聞き入っていた様子で、自分の体験を話して聞かせてくれた人や「みんな同じだよね」と言いながら安達さんをぎゅっと抱 ...

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コラム 樹海

 日本銀行と言われても遥か彼方の雲の上にあるような存在で馴染みは薄いが、近ごろはさばけてきたらしい。旧館は完成してからもう一〇〇年を越えるが、地下の大金庫を一般公開したり、先の十日にはライトアップが始まり特設舞台では幽玄な能の舞を披露し拍手喝采だったそうだ。旧館の入り口と思しきところに聳える大理石と白の能衣装が奇妙なほどによく似 ...

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東西南北

10月14日(木)  ブラジルの司法制度について実態調査を行う国連調査団が十三日、到着した。調査団は司法制度改革に先立ち、不罰特権を有する司法官と司法官の暗殺、庶民と提訴、裁判所の公平性、政治家の司法官への干渉、裁判と人権について実情をチェックするという。調査団はブラジルの国家主権には一切抵触しないというが、報告書が間接的に抵触 ...

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コラム オーリャ!

 舞台中央に掲げられた孫文の肖像写真に、敬礼する台湾系移住者たち。そして、次々に披露される民族舞踊。辛亥革命(一九一一年)を記念したイベント、国慶節の祝賀会会場に足を運んだ。そのお祭りムードに圧倒された。  中国の大陸側もこの日を「辛亥革命記念日」としていることから、両岸間で華やかさが競われた時期もあったそうだ。  一九二〇年代 ...

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コラム オーリャ!

  またか、と思う。また欧州の作家かと。七日発表されたノーベル文学賞受賞者のことだ。今年はオーストリアの女性作家だった。大江健三郎が選ばれたのが十年前。以後、欧米作家による独占状況が続いている。  この間、南アフリカ出身者が受賞したこともあったが英語圏。非欧米語を母語とする作家は翻訳など障壁があり、栄光への道のりは案外遠い。その ...

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コラム 樹海

 今、日本は市町村の合併が話題になり近い将来には約三〇〇〇とされる地方自治体は二〇〇〇近くになる。数百年も続く村の名が消えてなくなるところもあれば、新しく颯爽たる町名が誕生したりもする。昭和の二〇年代後半にも大きな町村合併運動があり、自分の住所が変わった人は数え切れないほどに多い。もう道州制が本格的に論じられ、青森と秋田、岩手三 ...

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東西南北

10月12日(火)  九九年度の自動車所有税(IPVA)未納分で五百レアル以下は、免除することを州議会へ上程。州政府にとって取り立て手続き費がIPVAよりも割高となることで、州知事は免税案を提出した。同案が可決されると、百七十八万人の車両所有者が恩典に与かる。延滞課徴金、平均で八十レアルも含まれる。現在執行中の延滞課徴金一〇〇% ...

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コラム オーリャ!

 日本政府の「海外日系人訪日団受入れ事業」が今年限りで終了した。南米在住の日本人側からいえば、三十七回招いてもらった。この事業が留守家族会連合会を窓口として行われていた当時は「初期移民里帰り」といえば、通りがよかった。  若い人たちを対象とするような研修でも、何かの功績に対する褒美でもなかった。生活に追われて、日本に里帰りどころ ...

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