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コラム

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コラム 樹海

  アテネ五輪で日本の選手は素晴らしい活躍をしたが、きょう十日は東京オリンピックが始まった日である。あれから四十年が過ぎたけれども、アジアで初めて開かれたの東京五輪の感動は今も心の中で鮮やかに輝く。大松博文監督が率いる女子バレーはソ連を破って金メダルを手にした。名アタッカーの河西昌江選手の活躍にファンは涙し拍手を送ったのも懐かし ...

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東西南北

10月9日(土)  リオ・グランデ・デ・セーラ市長選で副市長候補であったニウトン・G・ソウザ氏の息女エミーレ・P・ソウザちゃん(10)が選挙の三日失踪し八日、死体で発見された。家族の知人ゴドイ氏が祈祷中に事件を啓示され、警察へ通知した。警察はカラク街道脇の穴の中で、ポリ袋に入った被害者を発見した。選挙の日、父親と一緒に投票所へ出 ...

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コラム オーリャ!

 日本ブラジル交流協会第二十四期生は先ごろ中間旅行を行ない、熱心な実業家兼教育者として名高い西村俊治さんに会うべくポンペイアを訪れ、西村俊治農工学校(西村俊治代表)などを見学、生徒との交流も楽しんだ。  西村さんは、日本人移民の中でも稀有の成功者。しかも礼儀にうるさい方だと聞いていたので、失礼の無いようにと内心ビクビクしながらの ...

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コラム 樹海

 これは文芸評ではない。さきごろ本紙連載が完結した故人小野正さんの自分史『アマゾン移民少年の追憶』が、わたしたち編集部員の予想をはるかに超えて好評だったことを伝えたいのである。小説のような自叙伝だった。「よかった」と感想をもらした人たちはさまざまだった▼小野さんと同じような体験をした子供移民(準二世)、こどもに読ませたいという戦 ...

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東西南北

10月8日(金)  排気ガス規制法が、〇五年五月までに実施される見込みとなった。同法はマルフ時代に実施が音沙汰され、強く反対したPTが今度実施する。小型車も大型車も車検更新時に、前もって検査を受ける。連邦令一〇二〇三号は〇一年、排気ガスから一酸化炭素と炭化水素の量を三〇%減量することを義務つけた。法案は九六年に上程され、八年間実 ...

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コラム オーリャ!

 「彼は、れっきとした日系二世です」──。  ウイリアム・ウー市議を指して、肉親の男性が言い切った言葉だ。「台湾人男性と日本人女性の間に生まれたハーフ。でも、父親は旧日本軍の将兵だ」と力を込める。  大学を卒業したものの定職につかないでぶらぶらするウー氏。父は、とにかく働けと叱り飛ばした。新聞広告で息子が探してきた仕事は、〃3K ...

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コラム 樹海

  アジアからヨーロッパに広がる広大なモンゴル帝国の始祖チンギス・ハーン(成吉思汗)を祭った霊廟の遺跡が見つかったという。あのユーラシアを駆け巡り大帝国を築いた英雄の祖先は蒼き狼と美しい淡紅の雌雛だったと「元朝秘史」は伝えるが成吉思汗についての謎は多い。墓所が不明なのも世界史の不思議とされるが、どうやらやっと解決しそうな手掛かり ...

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東西南北

10月7日(木)  リオ市地下鉄ファゼンダ・ボッタフォーゴ駅近くの歩道橋に五日朝、人間の頭部二個と足一個が放置してあった。また首なし死体二体が、ロッシャ・ミランダ警察署近くに乗り捨てた車両の中にあった。死体の身元は、何ら手掛かりがなく同日夕まで判明していない。警察は、アカリ地区の麻薬組織によるライバル処刑とみている。同地域は流れ ...

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コラム オーリャ!

  佐々永治さんが一日、ガンのため永眠した。  いつも背筋を伸ばしシャンとしていた。髪の毛は奇麗に白に染まり、気品が溢れ、誇りに満ちていた。ガルボン・ブエノ街でばったり出会ったときのこと、嬉しそうににっこりと微笑んだのが忘れられない。体全体に優しさが滲んでいた。  それは、死を直前にした人だけが持てる温かみだったのかも知れない。 ...

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コラム 樹海

  日本の女子マラソンの実力は世界でもトップクラスだ。さきのアテネ五輪の野口みずきに次いで、ベルリン・マラソンでも渋井陽子が好記録で優勝した。五輪予選で敗れた選手(渋井)が、ほかの知名の国際大会で勝つというのは、層の厚さを示すものだ▼「日本の女性はいよいと強くなるな」と驚きの気持ちで眺めていたら、私たちのすぐそばにも、日本の強い ...

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