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コラム

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コラム オーリャ!

 県連ふるさと巡りに参加してアマゾン四都市へ行った。地元日系人と話していて「ここより東京のが間違いなく暑い」という声を聞き驚いた。「もっと湿度が高くて、蒸し暑い」という。  今月、たまたま東京とアマゾンの真夏日を両方体験した私が思うに、正直言って、日差しの強さはアマゾンに軍配が上がるが、日陰の暑さはどっこい、どっこいという感想を ...

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コラム 樹海

 世には「学歴無用論」もあるが、本に親しみ賢人の声に耳を傾ける「勉強」は、黄泉に旅立つまで続ける。簡単なようだが、これが難しい。小学校を卒業しただけで名作を書いた吉川英治は文化勲章を受章し、「鶴八鶴次郎」で第一回直木賞を受けた川口松太郎は文化功労賞に輝いている。確か「コチャバンバ行き」の永井龍男も小学校だけだが、この人も文化勲章 ...

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東西南北

9月24日(金)  五月から九月にかけてジアデーマ市で年金生活者七人が銀行から年金の受領直後に襲われ、四人は死亡した。被害額は平均三百レアル。ジョオン・ペレイラさん(80)は九月十七日、暴行され死亡。セバスチオンさん(73)は五月六日、イミグランテ街道十八キロ地点へ拉致され、暴行を受け失明した。被害者は棒切れで頭部を強打され、街 ...

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コラム オーリャ!

 日伯関係の現実を見せ付けられた思いがした。十六日にブラジリアで行われた日伯首脳会談後の記者説明会のことだ。  外務省の方針により、説明会はブラジル側メディアと日本から同行する記者団と別々に実施。邦字紙は、ブラジル側メディアの扱いとなった。  八年ぶりの首相訪問だけに、多数の記者が集まると予想した私は少しでもいい場所に座ろうと、 ...

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コラム 樹海

 タイムトンネルを後方に戻って、古き良き時代の日本に戻ったような話――。北パラナのローランジアに、ほかの移民関連施設と同様建設された「パラナ州開拓神社」が、さきごろ農家に対して「お願い」を出した▼春先に庭の片隅に、あるいはパストのセルカの邪魔にならないよう、パラナ松の種子を二、三粒播いてほしい、というのだ。神社を二十年ごとにパラ ...

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コラム 樹海

 北京のアジア・サッカー杯での反日暴動を記憶している読者は多い。どうしてあんなにまでに―が偽らざるところだが、あの背景には江沢民氏の「愛国教育」―すなわち反日教育の影響が及んでいる。つまり、江沢民氏の教え子らが暴言を吐き散らしたと見ていい。その江沢民氏が共産党中央軍事委員会主席の座を辞任して胡錦濤・総書記に譲った▼軍事委主席は人 ...

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コラム オーリャ!

 暑さ寒さも彼岸まで。東京(六十九日)、横浜(六十三日)などで二十二日、真夏日の記録を更新した。今日、秋分の日を境に暑さも和らぐのではないかと、市民は願でもかけたくなるだろう。  「ブラジルぼけです」。季節の移り変わりに鈍感になったと自嘲気味に、そうもらしているのを聞くこともある。ジャカランダの青い花が開いていたりするなど、十分 ...

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コラム 樹海

 ブラジルで読まれた祝詞が、日本で発行された『祝詞必携』(のりとひっけい)という本に三十編収録され「資料として価値がある」と高く評価された。書いたのは歌詠みで『椰子樹』会員、上妻(こうずま)博彦さん(サンパウロ在住)。もちろん神主である▼祝詞をつくるにあたり、祓う対象の来歴、現状、関係している人などをきっちりと取材する。ノンフィ ...

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東西南北

9月22日(水)  コリンチアンス対サンパウロのサッカー戦をモルンビー・スタジアムで観戦したアンドレ・S・フェリシアノ君(17)が十九日帰途、応援団のバスの中で腹部に流れ弾を被弾して死亡した。バスはエスタード大通りとチラデンテス大通りの交差点でライバル・チームのバスとともに渋滞に阻まれた。相手バスに打ち上げ花火を投げ込み、何者か ...

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コラム オーリャ!

 マツバラ・ホテルで、二十四日まで、日系具象画家十八人展が開かれている。高名な人、まだそれほどでもない人、さまざまだ。名前が出て来た人は、いわゆる「新進」である。たとえ中高年であっても、この世界ではそう呼んでいい。  新進の一人に「次は、いよいよ個展ですね」と言ったら、「まだまだ先の話」。それでも満更でもない様子。ねらっていた。 ...

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