グァタパラ文協役員らは十四日、先に行なわれた移住地入植祭と運動会の労をねぎらう「ごくろうさま会」を行なった。 食卓には、来年の収穫に期待が集まる山くらげの酢の物やオーロラ大豆で作った味噌・豆腐などが並んだ。 食材の大部分がグァタパラ産農作物という中で異彩を放っていたのが弓場農場の味噌。グァタパラ産の味噌と並べてみんなで味く ...
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コラム 樹海
「銭湯」というのは江戸の始めの頃から庶民の人気になったらしい。湯銭を払い風呂に入るシステムなのだが、江戸時代には「湯女風呂」と称するものがあり、遊興の場でもあった。こんなにも「銭湯」が好きなのは、湿気が多く夏は汗が吹き出し―冬は寒いという天候という自然が影響しているのだろう▼こんなわけで温泉も大好きなのである。日本は火山帯が多 ...
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8月21日(土) サンパウロ市中心部で十九日に発生したホームレス連続殺人・暴行事件で、被害者らをよく知る市民は一様に、彼らはもめごとを起こす人物ではないと証言している。商店主は銀行への使い走りも頼んだりしたという。また彼らは街路の掃除を率先して行い、住民から食事やカフェを貰っていた。殺人暴行現場には、マルタ市長が供花したり、市 ...
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以前、当欄で百周年祭典協会が目指す日伯総合センターを童話「裸の王様」に例えた事がある。 実体のない透明の服を着たつもりの王様を、誰もが心の中であざ笑いながら批判をせず口をつぐむというお話である。 ここでの「王様」は祭典協会、「透明の服」は日伯総合センターだ。童話では「王様は裸だよ」という子供の一言で誰もが正気を取り戻す。 ...
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ジェツリーナ(ノロエステ線)のラジオ体操会が十周年を迎え、さきごろ記念祭を挙行した。同会は会員二十五人、うち非日系人が半数強。浸透ぶりがうかがえる▼記念祭では、日頃集会に貢献している二人に記念品を贈り、労をねぎらったという。一人は日系人男性で、毎朝風雨も厭わず音響機を携え準備、もう一人は非日系人女性で会員の出席簿点検担当だった ...
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8月20日(金) サンパウロ市サンマテウス区で十八日、友人を訪問した警察署勤務のマルコ・F・ゴンサウヴェス(23)さんを三人組の男らが射殺した。友人の自宅前で襲われたマルコさんは犯人らに車の鍵を渡した。犯人らは被害者のヴェクトラ車の中で何か探し始め、車中に隠し持っていた警察手帳を隠すため、マルコさんが拳銃を抜いたところ犯人らは ...
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「日本の不登校児童をブラジルで受け入れたらどうでしょう」。高齢化の進む日本の将来を思って、ある知人がそんな構想を打ち出した。 「狭い日本で社会復帰出来ると思いますか?この広いブラジルで伸び伸び生活させたら、絶対にうまくいくはず」 有料で約一年の期間を予定。郊外の農場で、野菜などを栽培して半自給自足の暮らしを体験させるのが ...
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戦後の日本で強くなったのは靴下と女だそうだが、増えたものには大学がある。戦前にあった一高や三高などの旧制高等学校や専門学校なども新制大学になったのだからその数は二百三十にも膨れ上がった。急行列車が停車し駅弁のあるところには大学が誕生したので「駅弁大学」と称したのも懐かしい。確か―評論家の大宅壮一氏が言い出したらしい▼まあ、最 ...
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8月19日(木) サンパウロ市アリカンドゥーバ区の陸橋でタクシーヴェクトラ車を盗んで逃走中の犯人が、バイクに乗ったパトロール中の軍警に追跡され、撃ち合いの末他車に激突して死亡した。犯人は逃走中、約二十台の乗用車と接触。最後は軽トラックと衝突し横転した。犯人は横転した車の中から、まだ発砲して抵抗した。犯人は午前中にアストラ車のタ ...
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日本の首相来伯といえば、十年に一度あるかどうか―。さる情報筋によれば、小泉首相の訪伯はほぼ決定で、九月中旬の三日間にサンパウロ市とブラジリアを訪れる方向で日程調整に入っているらしい。 ただし、在聖総領事館は「本省からの連絡では『正式に決まったわけではない』とのことです」を繰り返す。いつ頃正式になるかさえ同館は発表しないが、本 ...
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