「本にして残せば、その記録は永遠に生きていく、というのが私の信念です」――日本では数少なくなってきた地方出版、その雄ともいえる秋田県の(有)無明舎出版の安倍甲社長(あんばい・はじめ、69、秋田県秋田市在住)が着伯した14日に来社した際、そんな印象に残る言葉を残した。 図書館や本屋の片隅にこっそりと置かれ、いずれそのテーマに関 ...
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東西南北
14日のゼネストでは、サンパウロ市でも、とりわけ午前中に通勤、通学の足に支障をきたした人が少なくなかった。民営化されていてストに不参加だった地下鉄4号線、5号線の利用者は、1~3号線の部分運行されていた区間との接続が良く、ほとんど通常と変わりなく利用できたという。ただし、部分運行だった1~3号線の利用者は、運行区間に届くまで、 ...
続きを読む »島から大陸をめざして=在米 村松義夫(JAC日米農業コンサルタント)=第5号
実習生事業で全米を走り回っている中で1974年「オイルショック」が起こった、此の頃から日米間では大きな経済摩擦が始まった、製能と燃費の良い小型自動車、格安な鉄鋼や繊維、製能の優れた電化製品、PC用チップ等が日本から大量に輸入され始め、これ等の日本製品は米国社会広範囲に受け入れられていった。それは五大湖を中心とした自動車産業を始 ...
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このところ話題のハッキング被害を受けて、ボルソナロ大統領はワッツアップやテレグラムといったアプリを使った通話をやめることにしたという。ただでさえ、ツイッターでの問題発言が多い大統領だけに、より一層の注意が必要か。また、13日は下院で社会保障制度改革のための特別委員会があったからまだ目立たなくて済んでいるものの、12日にインター ...
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サッカー南米選手権(コパ・アメリカ)の日本代表初戦、チリ戦がいよいよ来週17日(月)に迫っている。だが試合会場のモルンビースタジアム(Praca Roberto Gomes Pedrosa, 1, Morumbi)から南に約2キロメートルの辺りは犯罪多発地域(ファベーラ)があり、会場での観戦を予定している人は注意が必要。試合当 ...
続きを読む »島から大陸をめざして=在米 村松義夫(JAC日米農業コンサルタント)=第4号
派米農業実習生事業は、全国からの農業及び関連組織勤務の実習生が主体で、僅かな学生枠があった。この枠には将来、世界各地へ農業移住や農業指導で羽ばたく学生のために、大農と経営農業を米国から学び、同時に古来から日本の誇る小面積から多量で質の良い農畜産物の生産技術を併合することで、さらなる相乗効果をもたらすとの考えであった。 またこ ...
続きを読む »「ヴァザジャット」で腑に落ちたモロの本当の評判
9日の夜から、ブラジルは、通称「ヴァザジャット」と呼ばれるスキャンダルで揺れている。ラヴァ・ジャット作戦を指揮していた二人のリーダー、セルジオ・モロ法相とデウタン・ダラグノル捜査官が、違憲とされている「判事と検察の協力」を行なっていたことや、ダラグノル氏に関しては、実はルーラ元大統領を実刑に追い込んだ論旨に自身も疑問を抱いてい ...
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11日付本欄でも報じた、サンパウロ市での俳優ラファエル・ミゲルさん(22)と彼の両親殺害事件に関する詳細の一部が明らかになった。現在逃走中のパウロ・クペルチーノ・マチアス容疑者は、娘のイザベラさん(18)がラファエルさんと交際していると知って激怒し、イザベラさんの外出と携帯電話での通話を8カ月間禁止していたという。ラファエルさ ...
続きを読む »大耳小耳
日毎叢書企画出版の『楽書倶楽部』第48号が6月に刊行された。「田舎暮らし(6)」(山畑實嵩)を読んでいて、膝を叩いた。《そもそも日本から来た者にとって、初めの頃はこの国の電話のかけ方に戸惑ったものだが、今でもなかなか馴染めない。自分から電話をかけておきながら「ケン・タ・ファランド?(喋っているのは誰だ)」とは何事か》とはその通 ...
続きを読む »島から大陸をめざして=在米 村松義夫(JAC日米農業コンサルタント)=第3号
大学3年時、派米実習事業の紹介があり、即応募した。この事業は戦後の農村復興のため、政府農水省とカリフォルニア州政府との間で合意した事業であり、農村更生協会が主体となり、全国から農業後継者を知事推薦で選考し、米国カリフォルニア州の先進農家にて1カ年の農業実習が出来ると言う事業である。 1951年に第1期生が派遣され、米国の「プ ...
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