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コラム

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コラム 樹海

 参議院議員の選挙が近づき在外公館は準備で大変らしい。殊にサンパウロ総領事館の動きは猫の手も借りたいほどの忙しさだと巷の雀たちの噂は姦しい。言うまでもなくこの選挙から「在外公館投票」が実施されることになった。管内に一万人を越す有権者がいるのだからサンパウロ総領事館の担当者らが多忙なのはよくわかる。それに―選挙の実務の経験はないだ ...

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東西南北

6月15日(火)  サンパウロ州カンポス・ド・ジョルドン市で十一日夜に開催されたシクレッテ・コン・バナナのアシェー・ショーで集団強奪が発生、ショーは中止された。聖体祭の連休を利用して当地を訪れた観光客のうち約百人が、所持金や携帯電話、その他所持品を奪われるなどの被害にあった。同市警察署は興業主の警備依頼が遅れたため、軍警を会場外 ...

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コラム オーリャ!

 パラナの日系人は「小異を捨てて大同につく」のであろう。役員たちの予告どおり、パラナ文化運動連盟(旧北巴運動連盟)とパラナ日伯文化連合会は、移民百年祭事業を進めるのを機に合併をする。すでに『アリアンサ&リーガ』という広報誌を発行している。アリアンサは連合会、リーガは連盟の略称だ。  パラナを代表する二大団体が合併するというのはた ...

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コラム 樹海

  「三菱」は日本を代表する企業であり、世界に知られた名門である。幕末に土佐藩の郷士の家に生まれた岩崎弥太郎は豪胆さと商才に富み大隈重信などを後ろ盾にして一代で財閥を形成した実業人であり「三菱」の創業者である。甥の久弥はカンピーナスに東山農場を経営し戦後初代の駐伯大使を務めた君塚愼氏や山本喜誉司氏らを世に送り出した▼戦後には混血 ...

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東西南北

6月12日(土)  年金生活者のイラ・ダヴィーさん(七五)の遺体が十二日夜、オザスコ市のチエテ川に水没した車の中から収容された。この車は九日午後六時ごろガードレールを突き破って川に転落。汚染され暗くよどんだ川の水が潜水を妨げ、消防隊の救出活動は二十七時間もかかった。運転に慎重だったイラさんが猛スピードで反対車線を走り、普段は通ら ...

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コラム オーリャ!

 サントス厚生ホームは、援協厚生ホームとして、七一年にサンパウロで産声を上げた。山口県文化協会(ピラピチニングイ街)のちょうど、二区画下あたりに位置。援協本部から歩いておよそ五分の距離だった。  もともと初期移民の高齢化に対応するために、つくられた。独居老人のほかに精神障害者、家出人などが入所。「救貧施設」といったほうがふさわし ...

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コラム 樹海

  きのう九日は皇太子さまご夫妻の十一回目のご成婚記念日なのだが、雅子さまの明るい笑顔は見られなかった。転地療養をされたりもしているのだが、結果は必ずしもよくはないようだ。ご病気の原因もはっきりとしないけれども、宮内庁との軋轢のようなものがあるらしい。先月、訪欧を前にした皇太子さまが記者会見で「(雅子さまの)キャリアや人格を否定 ...

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東西南北

6月10日(木)  サンパウロ州モンガグアー市で七十一歳の女性が七日夜、防護柵が壊れたために魚つり場から転落して死亡した。T字型に四百メートルも海に突き出すこの魚つり場はラテンアメリカで二番目に大きいとされ、市の観光名所の一つ。ところが整備状態が悪くなり、〇一年以降は一部立入禁止になっていた。事故後に初めて同市は全面立入禁止を決 ...

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コラム オーリャ!

 京都府のある中学校社会科教師が中心となって、「南米移民史を教科書に」という運動が始まりつつある。第一弾として、歴史教育の専門誌で特集記事が組まれることになったそう。  今まで、教科書には移民に関する記述はほとんどなかった。国策移民が多いにも関わらず、戦争に関連する満州移民などと混同されて隠蔽されているとの推測もある。文部科学省 ...

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コラム 樹海

コラム    北海道の小樽のある会社は、このほどぶどう栽培農家の名前を商品名にしたワインを発売した。野菜やコメでは生産者名をいれた商品が増えているという。名前を出すことは、製造業者なり生産者が商品に責任を持ち、消費者に安心感をあたえる、といった利点がある▼サンパウロ市内のフェイラ・リブレの野菜と、東洋街の食品スーパーのそれを比較 ...

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