コラム アフリカの砂漠と闘いながら走り続ける国際的なラリーでも優勝するなど名車「パジェロ」を生んだ三菱自動車が経営危機に追い込まれている。頼みの綱としてきた提携先の独・ダイムラーが金融支援を拒否してきたので資金繰りが苦しくなり再建も険しい道筋になりそうだ。三菱とダイムラーは七千五百億円の増資を決め、ダイムラーは四千五百億円を ...
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東西南北
4月27日(火) パラナ州グアラトゥーバ市で九二年、黒魔術に当時六歳のエヴァンドロちゃんを生け贄に殺害した事件で、クリチーバ第二刑事法廷は儀式を執り行った被告人三人に判決を言い渡した。オスヴァウド(四三)とヴィセンテ(五四)は二十年と二カ月、ダヴィ(四二)は十八年と四カ月の禁固刑。他に黒魔術の儀式を命じた当時の市長アバジ容疑者 ...
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見たことがない叔父の未亡人と従兄弟を捜し、もし消息がわかったら、ブラジルまで会いに来たい、という富山県人がいる。同県福光町に住む加藤謙蔵さん。「六十年以上も互いに消息が絶たれているが…」と在伯県人会にすがってきた。 謙蔵さんの叔父は加藤政次郎さん。親戚の家族構成で三五年ごろ移住、福島県人の牧口正子さん(生存なら現在八十七歳、 ...
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コチア青年らが夢を求めブラジルの大地に渡ってから来年で五〇周年を迎えるそうだ。みんなが二十代かそこいらで五十ドルを懐にしての移民船だったが、今や古稀の人たちも珍しくはない。そんな「古き青年」たちが国士館センターに「コチア青年の森」を造成することにし一人一人が一本の木を植えて子供らに残すという▼大変におもしろい企画だし是非に成功 ...
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4月24日(土) リオの貧民街で家屋の床下から地雷八個を発見、押収した事件(二十日)で、同時に押収された手榴弾M―20百六十一個が、九六年に製造元のRJC社がリオ空軍に販売したものであったことが二十二日夜、捜査で明らかとなった。これに対し空軍側は、「この種の兵器の紛失記録はない」との声明書を発表。ジョゼ・ヴィエーガス国防相も同 ...
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コラム ALIGN=”MIDDLE” BORDER=”0″> ポルテーニョ(ブエノスアイレスっ子)は、彼をこう評する。 「真っ白いタキシードを着ている時に、空から泥まみれのサッカーボールが落ちてくる。 常人なら、ヒラリと避ける。だが、マラドーナなら?何の躊躇も見せず、 ...
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グアタパラ文協の広報紙『グアタパラ新聞』(月刊、三百五十号)で二つの関連記事を見つけた。余計なことかも知れないが、同文協会員の心中(しんちゅう)を察してみた▼記事の一つは「日本移民百年祭祭典協会に年会費六百レアイス支払う」、もう一つは「グアタパラのブラジル日本移民百周年記念事業案件却下」。短絡すると、同文協は、祭典協会の会員 ...
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4月23日(金) 仲間の服役囚のバラバラ死体を屋上から投げ捨てるという残虐行為のあったロンドーニア州ウルソ・ブランコ刑務所の暴動事件で、暴動を起こした仲間に脅されていた服役囚八人が二十二日、警察に保護された。八人は、さらに四人の仲間が殺され、所内に遺体が放置されていると述べており、情報が確認されれば死者は十三人に上る。三人は二 ...
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コラム ALIGN=”MIDDLE” BORDER=”0″> 戦後移民を代表して文協副会長に就任した川合昭さん(六八)。いろいろ物入りの続く昨今だけに、現執行部からすれば頼みの綱だろう。百周年祭典協会のプロジェクト委員から横滑りする形で文協入り。実は、いろいろな人材に接触 ...
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建設するときは〃鳴り物入り〃だったが、役目を終えると、ひっそり処分の方法が検討されているもの――日系社会の学生寮だ。大学のある町に、JICA(国際協力機構)などの協力を得て、ひところ先を争うかのように建設された。学生の数は減っていないのに、世の中の事情が変わったせいで、寮を利用する人が少なくなった▼日系子弟に限定していたのが、 ...
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