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コラム

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コラム オーリャ!

 まるで欧州。この年始、約十年ぶりに訪れたクリチーバは、素晴らしい発展を遂げていた。サンパウロ市に比べ、ゴミや路上生活者などがとても少なく、あちこちに独創的で落ち着いた雰囲気の自然公園や施設がある。  同じ国の中にあることが不思議なぐらいの好印象を受け、帰聖してその体験談をすると、「あたしも行ったことあるけど、シャットな人が多い ...

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コラム 樹海

 「独居や思う事なき三が日」は夏目漱石が詠んだ正月の句である。英文学が専門なのに漢学の素養も素晴らしく正岡子規とは友人であり俳句の嗜みも深い。独居は「ひとりい」だが、あの繊細な人物が「思う事なき三が日」とも考え難いけれども、あるいは雑煮を楽しみ独り静かに正月を心の赴くままに楽しんだのに違いない▼ニッケイ新聞は五日が仕事始め。邦字 ...

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東西南北

1月6日(火)  一日未明、サンパウロ州サンセバスチオン市内の福音教会にいた一歳の赤ちゃんが花火に当たり死亡した。赤ちゃんは父親の腕に抱かれ、新年を祝うパーティーに出席していた。教会の外にいた身元不明の男がパーティー会場の方に向け花火を放ち、赤ちゃんに当たった。救急病院へ運ばれたが、手当のかいもなく死亡した。父親は軽いけがですん ...

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コラム オーリャ!

 本紙元旦号の特集「卒寿でなお悠々現役」で画家の大竹富江さんを担当取材した。  「九十歳になってみなければ分からないことがある」とは禅の大家、鈴木大拙だが、大竹さんは「いまさら別にないです。ただ、若いころよりも描きたい気持ちが強い」と。  世間では、「詩人の短命」に対し「画家の長命」、そんな風にいわれる。老いてなお旺盛な創作意欲 ...

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コラム 樹海

 この一年はイラクに振り回され、世界の国々が緊張し、サダムの掲げる宝刀と電子兵器の戦争が繰り広げられた。イラク戦争に反対する独仏露とアメリカの対立もあったけれども、米英軍の凄さをTVで観戦した人々たちは「武器」の持つ意味を改めて知り「戦争とは何か」について考えさせられたのは興味深い▼もう一つは、北朝鮮の核開発がある。ノドンやテポ ...

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東西南北

12月27日(土)  サンパウロ市南部ジャルジン・トゥピー区で二十四日夜、三歳の男の子が花火に当たって全身にやけどを負った。警察によると、クリスマスを祝うために使っていた花火の一つが家の中で爆発したという。重体で病院に運ばれた男の子の容態は二十五日午後現在、安静を保っている。      ◎  ベロ・オリゾンテ市のマリア・ゴレッチ ...

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コラム オーリャ!

 正月飾りの鏡餅。神様と人を仲介役として、一年間の幸せを願って神前に捧げるものということは、周知の通り。  鏡餅の丸い形は昔の銅鏡を表す。古来から、鏡は神様が宿るところとされていた。また、家庭円満の意味もあり、重ねた姿は、一年をめでたく重ねることを表現する。  鏡餅の語源は、「鏡=鑑みる(かんがみる)」。良い手本に照らして考える ...

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コラム オーリャ!

 「救済会はいつも、ぼつぼちです」  今年いっぱいで定年となる吉安園子事務局長がよく、言っていた言葉だ。団体自体に派手さはないが、使命を確実に果たしたいとの思いが込められている。  サンタクロースのモデルになったのは、ニコラス司教。今のトルコに実在した人物で、貧しい人や子供を助けたことで多くの人に親しまれたという。  救済会創立 ...

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コラム 樹海

 師走。年の暮れともなれば僧侶も忙しくなり走るようにして檀家をまわる。この「師馳せる月」がなまって「しはす」となったの説があるけれども、極月ともなれば、なんとなく気が忙しい。慌ただしくなるにつれて過ぎ去った月日の事柄もつい忘れがちになる。今年もまたイラク戦争や北朝鮮の核兵器といろんな事がありすぎたのに―▼スポーツでは星野監督が率 ...

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東西南北

12月25日(木)  来年のゴミ税と不動産税を八・五%値上げするサンパウロ市条例が二十二日、同市官報に発表された。マルタ市長は、「一括払いした人は、値上げの対象にはならない」と強調している。税を一括払いすると、八・五%割り引かれるからだ。―いま一つふに落ちないのは東西子だけだろうか?      ◎  フォンテレス検事総長は二十三 ...

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