サンパウロ州柿生産者協会(APPC)の現地研修会が二十四日、モジ市カペーラ地区一円であった。 立派に結実させるための剪定法、来季に向けた予備枝の効率的な残し方など、真剣に浦田昌寛JICAシニアボランティアの話を聞く参加者たち。真っ黒に日焼けした顔のなかに、十代後半か二十代前半と思われる若者の姿もちらほら。 話によれば、参加 ...
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東西南北
11月1日(土) サンパウロ州水道局は三十日、カンタレイラ貯水池に降らせた人工降雨のおかげで水位が増加しているので、節水の可能性はないと発表した。飛行機を使って雲に最高三百リットルの水を含ませ、雲を重たくさせて雨を降らせるのが人工降雨。すでに二十四回の飛行が実施され、成功しているという。 ◎ TAM航空のフォッカー ...
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もう少しどうにかならないものか―と思うものに出稼ぎで日本に行ったブラジル人の犯罪の多さがある。いわゆる二世や三世たちの凶行は目に余ると日本人移民の心には映る。確かに文化や言語の相違という衝撃的なことはあるけれども、同じようなことは笠戸丸で海を渡りこの大地に生きてきた一世移民に始まる二十五万の日本人も経験している▼ブラジル語の厚 ...
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北パラナ・ローランジアのパラナ移民センターの敷地で、さきごろパラナ州開拓神社(仮称)建立の地鎮祭が行われた。移民百年祭の記念事業なのに、こんなにも早く地鎮祭の運びとなったのは、「着手しよう」という強力な推進力が働いたからだ。「善は急げ」とばかり一世たちが進めた▼仮称でも神社だから、地鎮祭は神道でいくのかと思ったら、そうでなかっ ...
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サンパウロ州柿生産者協会(APPC)の現地研修会が二十四日、モジ市カペーラ地区一円であった。 立派に結実させるための剪定法、来季に向けた予備枝の効率的な残し方など、真剣に浦田昌寛JICAシニアボランティアの話を聞く参加者たち。真っ黒に日焼けした顔のなかに、十代後半か二十代前半と思われる若者の姿もちらほら。 話によれば、参加 ...
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10月31日(金) 二十四日午後六時半ごろ、サンパウロ市ジャルジンス区クリストーヴォン・ディニース街の高級住宅ビルで十二人組のアラストン(連続強盗)があった。同ビルの八から十一のアパートが襲われ、二百万ドル以上の被害があったようだ。住民は警察の捜査に対し黙秘している。十二人組は自動小銃で武装、ネクタイを締めて正装した者を含め十 ...
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10月30日(木) カンタレイラ貯水池の水量は二十八日、前日の五・六%から五・四%に落ちた。サンパウロ州水道局は五%になったら、節水を始めなければならないとしている。あと二日以内に雨がなければ、サンパウロ市もいよいよ節水だ。カンタレイラ貯水池はサンパウロ市を含む大サンパウロ市圏に住む九百万人に配水している。 ◎ 今 ...
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マニフェスト(政権公約)選挙とかの衆議院選挙が始まった。我が党が政権の座につけば、これこれを確実に政策に移し実現致します―と公約して闘う選挙と理解すればわかりやすい。英国の政党政治から学んだ方法らしいが、どこか上っ面だけを真似したような気がしないでもない。政治家にしてもかなりいい加減だし上滑りの感もいなめない▼最も熱心な民主党 ...
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被爆者健診のため来伯中の医師と広島県庁の職員が二十八日午後、雨天の中、セーラ・グランデ市まで往診に出掛けた。 サンパウロからアンシエッタ街道を走り、インディオ・チビリッサに入ってスザノ方面に向かう。 片道一時間の行程、ファベーラや低所得層の住宅、裸足で走り子供の姿といったブラジルの暗部が二人の心をとらえたよう。患者がいった ...
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10月29日(水) カイシャ・エコノミカ・フェデラルは二十七日、社会福祉再編計画で百二十万世帯の生活扶助金の支払いを始めた。サンパウロ市の該当世帯は二百七十五世帯。登録漏れは至急、市または州の社会福祉局へ届け出るように呼びかけた。サンパウロ州全体では十一万三千世帯と予測している。生活扶助金を受ける主な世帯は全体の五四%が北東部 ...
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