文協特別企画委員会の大豆料理試食会で試作されたもので、豆乳以外は臭みもなく、合格の太鼓判が参加者から押されたよう。特に大豆のトルタは、できたての豆腐のような風味があって「絶品」との評も。 吉岡委員長の話によれば、以前エンブラッパが貧困者向けにキャンペーンした時は、食習慣の違いから「こんな豚のえさ、俺たち食わん」と総スカンをく ...
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東西南北
9月17日(水) 道路警察は十四日、サンパウロ州ワシントン・ルイス高速道路で交通取り締まり中、アララクアラ市で闘鶏が行われていることを発見した。取り調べた車から一羽の雄鶏が見つかり、運転していた人が同市の別荘で闘鶏を開いていると供述した。連絡を受けた同市の森林警察が闘鶏場に急行、公序良俗を犯した容疑で三十九人を逮捕、雄鶏四十羽 ...
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9月16日(火) 十三日午後十時ごろ、サンパウロ市中央区25・デ・マルソ街で露店商(カメロー)のリーダー、ジョアン・メスキッタさん(三八)が四人組に射殺された。メスキッタさんは、ドン・ペドロ二世公園のカメローグループのリーダーの一人。警察は、同中央区のカメロー同士の勢力争いに関係した事件とみている。 ◎ サンパウロ ...
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昨日の九月十五日は日本の「敬老の日」。総務省が纏めたところによると五人に一人が高齢者だそうだ。六十五歳を超えるとお年寄り扱いする理由がはっきりしないけれども、どうやら「敬老の日」を国民の祝日と決めた一九六六年の国民感情があるらしい。当時、日本の平均寿命は、男性が六十八歳、女性が七十三歳であった。これからすれば六十五歳も当然―高 ...
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日系じゃないし、いいか―。ついそんな気持ちが芽生えた。十四日晩、突然の発砲音に外をのぞくと、自宅前のアパート二階が襲撃されている。中国系男性が住む家だ。 ここは東洋人街。名の通り日系以外の住人も多いが相互交流は少ない。見えない壁がある。記者も彼らにはどこか他人行儀でいる。冒頭の薄情もそこから生じるかと自答した。 サンパウロに「 ...
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9月13日(土) 公安局、警察監察課は十一日、サンパウロ市にあるピニェイロス第三留置場を一斉捜査し、機関銃二丁、短銃二丁、三十八口径のけん銃一丁を押収した。拘置されていた五人が武器不法所持の容疑で取り調べを受けた。当局は数日前から武器の存在を感知しており、留置場職員の中に武器入手を手助けした者がいるとみている。 ◎ ...
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NYの真ん中で起きた爆破テロの凄まじさは歴史の流れを変えた。イスラム過激派「アル・カーイダ」によるハイジャック二機が世界貿易センター・ビルの南北の両棟に突入した惨劇は世界のTVで放映され人々に深い衝撃を与えたのは記憶に新しい。ブッシュ大統領は「二十一世紀の新しい戦争だ」と演説しテロとの闘いを宣言した▼アフガン戦争とイラク戦争も ...
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「環海異聞」で一八〇三年に四人の日本人がサンタカタリーナ地方に立ち寄った際の記述を、ポ語版で発行するポルト・アレグレ総領事館に電話取材。その際の某次席領事(文化担当)の対応を次に報告する。 「どこのだれがそんなこと言ったのか知らないが」に始まり、刊行の経緯について「前の総領事の引き継ぎ。目的などない」 日本国民の税金で行っ ...
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9月12日(金) 法学部の学生(二〇)が八日、誘拐された後に殺害され、サンパウロ市南部地区で自分の車のトランク内で車とともに焼かれた。犯人は被害者のいとこと近所の若者で、二人は十日夜に逮捕された。いとこは被害者が裕福で、自分の元恋人を奪ったことで恨みを持ち、父親の経営する眼鏡店を被害者が出たところを誘拐し、四十万レアルを要求し ...
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新聞社に、記事にしてほしい、とさまざま話に来る人たちのほとんどは、写真を撮られるのが好きだ。撮りましょう、とすすめた際、断る人はきわめて少ない▼写真が掲載されることによって、記事がイベントの紹介であれば、宣伝効果が増すかもしれない。ただ、現実を見ている限り、撮影を断らないのは、自身の写真が紙面に載るのが好きだからだ。世の中には ...
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