コラム

  • コラム 樹海

     サンパウロはいま日本食ブーム。確かに街を歩くと日本食の店が目につく。伯字紙(誌)によれば、シュラスコ店を凌駕しているそうだ。昔と違い焼き肉店に寿司コーナーが設けられる時世だ。焼き肉を食べ、寿司も食べ

  • コラム オーリャ!

     邦字紙記者で故・安立さんの世話になっていない者は、まずいない。次々と文化協会会長や職員が入れ替わる中で、流れに打ち込まれた杭のように事務局長に留まり、新米記者にも日系社会の〃地図〃の読み方を分りやす

  • 東西南北

    8月19日(火)  ミナス州水銀汚染事故で、汚染地域の住民たちは、デスコベルト市の命令を守らず、銀色のボール状の水銀をいじって遊んでいたという。発見者のクリスチーナ・H・R・シウヴァさん(三二)は、八

  • コラム 樹海

     「剣客商売」や長谷川平蔵が活躍する「鬼平犯科帳」などで洛陽の紙価を高めた作家・池波正太郎が急性白血病に倒れ卒然として逝ったのは平成二年であった。余りに突然のことでありファンは驚き仕掛人・藤枝梅安を懐

  • コラム オーリャ!

     つい涙を誘われた。  故郷をいつまでも忘れずにね―。平良とみさん独特のおばぁ口調に、大島保克さんの島唄「イラヨイ月夜浜」が絡む。〈月夜浜には花が咲く ゆりのような花が咲く〉  月と花。哀切なメロディ

  • 東西南北

    8月16日(土)  サンパウロ市警麻薬捜査課は十三日夜、サンパウロ市東部地区サポペンバで四トンの大麻を押収し、四人を逮捕した。サンパウロ州で一度に押収された大麻の量としては過去最高で、推定価格は約四十

  • コラム 樹海

     停電は怖い。アメリカ北東部の大停電は凄まじいものだった。NYなどの大都市は真っ暗闇になり地下鉄もストップ。新聞報道によると五千万人の市民が闇の暮らしを強いられたそうだ。カナダのオタワも被害が大きく史

  • コラム オーリャ!

     若者のファッションとして定着した感の、漢字タトゥー(入れ墨)。  愛、命などはまだかわいい。「サマーガール」という曲をうたう米国歌手が日本公演の際、〝夏娘〟と腕に書いたのは納得できる。  しかし、首

  • 東西南北

    8月15日(金)  新しい形の大衆示威運動が始まった。十四日付伯字各紙が報じているところによると、十三日午後零時四十二分、サンパウロ市パウリスタ通りで歩道の信号が青に変わったとたん、約百人の歩行者が靴

  • コラム 樹海

     俳優出身のレーガン元米国大統領は、演壇に上がるとき、いつも小走りだった。もちろん、本人が意識して「私はこんなに若いんだぞ」を強調したものだった。高齢の大統領として必要だと信じたパフォーマンス(身体的

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