この週末は忙しい。東洋街の七夕に郷土祭りもあるし戦後移住五十周年の記念式典も重なる。日本からは県知事さんが四人も駆けつけてくるし歓迎だけでも関係者は大変な騒ぎだろう。七夕も戦後移住も大切だけれども庶民の楽しみは何と言っても「食」と「芸能」が楽しめる郷土祭りに違いない。昨年は大赤字を出して批判が続出したけれども、県連の言う来場者 ...
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コラム オーリャ!
七月二十日の第一回YOSAKOIソーラン祭り。大成功の裏にいくつか気付くことも。 財源・運営―今回の祭りは仕事を持つ実行委員会の二人が運営。およそ中級車一台分と言われる自腹資金を払った。自主財源、スポンサーをいかに確保するかが課題。そのためには、学生などの若い力をとりこむことが必要だ。 オリジナリティ―踊り・衣裳・音楽のほ ...
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7月25日(金) 本紙面掲載の〃家なし〃占拠地でのカメラマン殺害事件で、事件を目撃したアゴーラ紙のアンドレー・ポルト写真記者の証言。「(二十三日)午前十一時、占拠地でラ・コスタを含む記者仲間と会い、家なしたちがマスコミを避けていることを知った。占拠地入り口前で数時間も待たされた。ラ・コスタは一時、入り口付近から離れた―多分違う ...
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先週末、東洋街と文協講堂で、初めてのYOSAKOIソーラン祭り(団体演舞)が行われた。見物人の目を見張らせ、楽しませ、日本の新しい大衆芸能の種蒔きが行われたことを感じさせた。ブラジル人に合いそうだ▼今後、ショー化していくのか、芸術の分野としての評価を得るのか、はわからない。開催することにより、元気の不足な地域社会の活性化に役立 ...
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「日系人の連携や責任の強さを再認識した。まだまだ日系社会も捨てたものではないー」。 二十日に行われた「文協さくら祭り」を初めて担当した小川彰夫広報担当理事の言葉だ。 文協事務局や執行部の人事改編で、同祭に携わった経験者がいなかった今回、「非常に不安で何も分からない状態だった」と小川理事は話す。 しかし、勝手を知った地元文 ...
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7月24日(木) サンパウロ州ソロカーバ市で二十三日午前、セスナ機が墜落し、一人が死亡、二人が負傷した。同機は同州リンス市から離陸し、ソロカーバ空港に接近した時に墜落した。操縦士は即死した。副操縦士と乗客(機体の持ち主)は軽傷を負った。機体の落下で、家屋四棟と乗用車三台に被害が出た。電線も切れ、墜落現場付近は停電になった。機体 ...
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何ともお恥ずかしい。あの伊東絹子さんの姓を先日のコラムで「伊藤」と打ち間違えてしまいました。あの苦しい戦争から八年。まだまだ豊かな暮らしとは縁遠い日本の人々に大いなる自信を齎した「八頭身美人」には真に申し訳無い。遯生の不注意ながらワープロやパソコンにはよくあるミスです。裏話をすれば、参考資料を読んだり見たりしながら「打った」の ...
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この五年間で少なくとも三十の私立病院が閉鎖―。二十一日付フォーリャ紙は、病院経営の厳しさを報じた。 主因は国民医療保健(SUS)で、国の医療費負担額が低いこと。設備投資もままならないという。逆に、民間の保健だけ扱えば、今度は来診者数が減り採算ベースに乗せにくくなる。 日伯友好病院はSUSを取り扱っていない。が、黒字経営を維 ...
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メールマガジン ■コロニアニュース ■ブラジル国内ニュース ■コラム ■企画 ■会社案内 ■リンク集 ■トップページ 過去の記事カレンダー 7月23日(水) リオ市警所属の精鋭治安部隊の指揮官は二十一日、同市を巣くう犯罪組織テルセイロ・コマンド(TC)に宣戦布告した。TCはリーニョと呼ばれるパウロ・サントス組長(三一、麻薬密売 ...
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こんなにもたくさんの書籍が――。本紙6面で紹介中の「ブラジル事情を知る図書」は巷の話題となっている。先週の二回に続き今週も逐次掲載の予定だが、その数の多さに驚く▼すでに馴染みの図書も多い。が、特定の人を除き、このすべてを読破した人となるとそう多くはおるまい。牽強付会となるが、当地日系書店にすべてが並べられている(いた)はずもな ...
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