コラム

  • コラム オーリャ!

     評価ゼロと言われたバルゼア・アレグレ移住地。何故、留まって我慢したのかと質問をぶつけたところ、沖島義智さん(七一)は、「動くに動けなかっただけ」と、本音をのぞかせた。  『アマゾンの歌』(角田房子著

  • 東西南北

    7月17日(木)  「銃規制問題」で、全国運輸連合(CNT)の依頼でセンスス研究所が六月、二千人を対象に銃規制調査を実施した。その結果、ブラジル人の六三・六%が銃器所持を「禁止すべきだ」と考えているこ

  • コラム 樹海

     近ごろマニフェストという語をよく見かける。本来は「宣言」の意味をもつのだが、敢えて日本語に直せば政党が掲げる「公約」に近いかもしれない。実例を示すと「自民党もマニフェスト策定へ」のように使う。尤もー

  • コラム オーリャ!

     どこまでが戦後移民なのか――。戦後五十周年記念講演会を聴いて、九二年に来た自分は戦後移民なのかと自問してしまった。JICA公式統計では〃戦後移民は八一年一月に終わった〃との話が出たからだ。  八一年

  • 東西南北

    7月16日(水)  PTの特別注文により今月五、十両日、IBOPEは次期サンパウロ市長の支持調査を行った。二〇〇五年に就任する次期サンパウロ市長を今日投票するとすれば、ジョゼ・セーラを入れないでマルタ

  • コラム 樹海

     ブラジルの現政権は、「飢餓ゼロ」を標榜して真剣に取り組んでいる。これの一助となるのではないか――と考えられているものに「大豆を食べよう」運動がある。あるといってもまだ本格的とはいえないが、日系有力者

  • コラム オーリャ!

     今年一番の冷え込みとなった先週末。新聞で久しぶりに「テーラ・ダ・ガロア」の文句をみかけた。霧のサンパウロ。古き良き時代のこの街を偲ぶ言い回しでもある。  都市開発が進み街路の樹木も減った近年は霧の日

  • 東西南北

    7月15日(火)  チエテー川を流れる汚染物質でできた泡が十二日、ピラポーラ・ド・ボン・ジェズス市中心街を流れる川に再び戻ってきた。南部から張り出してきた寒冷前線による強風が、この泡を空中に舞い上げ町

  • コラム 樹海

     北朝鮮が使用済みの核燃料棒八千本の再処理を完了したの報道をー米国政府も確認した。北の核施設がある寧辺の上空からは再処理によって排出される放射性ガス「クリプトン85」という物質が、米国の衛星によって検

  • コラム オーリャ!

     中世以降、欧州諸国による侵略から闘い続けた南米大陸。この地で「リベルタドーレス(解放者)」をその名に抱く大会は特別の意味を持つ。  四十年ぶりの栄冠に片手をかけながら、ボカ・ジュニオールスの前に、涙

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