日本では新元号「令和」がはじまった5月1日は、労働者が毎年、権利要求などを行う「メーデー」でもあり、今年も各地で労働組合による集会が行われた。サンパウロ市のものはセントロのアニャンガバウーで行われ、約20万人ほどが集まった。集会の焦点は、予想された通り、ボルソナロ政権が行おうとしている社会保障制度改革で、壇上に立った人たちは同 ...
続きを読む »コラム
大耳小耳
在聖日本国総領事館(野口泰総領事)は「令和」の新天皇陛下ご即位を祝し、1日~5日まで「新天皇陛下の歩み」と題した祝賀動画をジャパン・ハウス(Av. Paulista, 52)の1階セミナールームのテレビモニターで放映している。時間は1日及び5日は午前10時~午後6時まで、2~4日は午前10時~午後8時まで。入場無料。動画の放映 ...
続きを読む »ネイマール所属チームの“ぬるま湯”
4月27日のサッカーのフランス杯決勝。敗れたPSGのネイマールは、彼曰く「暴言を吐いた」というファンを小突くという、サッカー選手としてあるまじき行為を行なった。この行為で彼は、同国での試合の出場の長期出場停止を噂されている▼既にセレソンの主力となって8年くらい経つネイマールだが、この自覚のない行為はいかがなものか。いや、むしろ ...
続きを読む »東西南北
ボルソナロ大統領が「農地内への不法侵入者への発砲は無罪」としたいと発言して物議を醸しているが、日本人としてはこれを聞くと、1992年に大きな波紋を呼んだ、米国での「日本人留学生殺人事件」を思い出してしまう。これは当時高校生だった日本の交換留学生がルイジアナ州でのハロウィン・パーティの訪問先を間違え、入り口で迷っている間に殺され ...
続きを読む »大耳小耳
「ブラジル岐阜県人会便り」331号が3月に発行された。久しぶりに山田彦次顧問(前会長)のコラムが掲載されていた。会長時代にはよくコロニア論をぶっていたが、今回は実に軽妙な文章。「団体の長の仁徳や人望とは何か」に関する一文で、「万年会長」と言われた山田さんの心情が吐露された内容。耳子はおもわず引き込まれるように読まされた。最近、 ...
続きを読む »東西南北
交通違反をチェックするためのレーダーの多くを国道から撤去しようと試みたり、自動車免許証の免停基準を緩くさせようとしたりしているボルソナロ大統領だが、このほど、ボルソナロ一家には過去5年間で40を超える交通違反があることが判明した。違反件数は長男フラヴィオ氏の15を筆頭に、三男エドゥアルド氏9、ミシェル夫人8、ボルソナロ氏と次男 ...
続きを読む »皇室への関心
本紙で記者研修を始めて約3週間になる平成9年生まれのコラム子。改元が迫り、皇室に関する記事を扱うが、実は私自身は皇室にあまり関心がない。 中学1年生の時、東日本大震災が発生した。三重県に住んでいたので幸い被害はなかった。だが報道を目にし、いかに凄まじいものかを知った。その中で、天皇陛下が被災地を慰問される場面が印象に残った。 ...
続きを読む »“逆ロビン・フッド”なブラジルの年金制度
昨年の大統領選挙以来、なぜ世の中は、社会保障改革、社会保障改革とさわいでいるのか――。読者の多くもブラジルの年金を日々もらっているだろう。これが安定的に支払われるのかを心配する人もいるのではないか。実際にリオ州公務員は一昨年来、支払いが滞っている。 そこに見え隠れするのは、英経済紙が「逆ロビン・フッド」と比喩するブラジル社会 ...
続きを読む »東西南北
ボルソナロ大統領は25日、2019年は夏時間を行わないという大統領令に正式に署名した。ブラジルの夏時間の採用は1931年と古く、1985年~2018年は、途切れることなく実施されてきた。夏時間は電力消費の節約を目的としており、国民からは実施取り止めに反対する声も少なくないが、夏時間による節電効果は年々薄れてきているというデータ ...
続きを読む »大耳小耳
ブラジル日本会議(徳力啓三理事長)は第2回「日本人の歴史物語」講演会を、30日(火)午前10時半から力行会サロン(Rua Primeiro de Janeiro, 53 – Vila Clementina)で行う。メトロサンタクルス駅より徒歩5分。この日は平成最後の日、陛下がご退位される日であることにちなみ、《皇室 ...
続きを読む »