5月13日(火) ペドリーニョ少年とA・フェルナンダ少女を新生児のころに誘拐し、実子として育てたヴィウマ・マルチンス容疑者(四七)が十二日、ゴイアス州アパレシーダ・デ・ゴイアニア市で逮捕された。同容疑者は、仮逮捕令状が出た四月二十八日から逃走していた。警察によると、親友の娘の家でソファーの下に隠れていた。同容疑者は、高血圧で急 ...
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コラム 樹海
北朝鮮による日本人拉致は非人道機的で悲惨な事件だ。基本的人権を踏みにじる許し難くも哀しい物語りでもある。そんな国民の声を一堂にした集会が東京国際フォーラムで開かれた。この集まりを企画した人々は会場を埋めるだけの市民が来場するだろうかと懸念したらしいが、開会が近づくにつれ長蛇の列の人気に驚いたそうだ▼会場は瞬く間に六千人の聴衆で ...
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十七世紀の画家レンブラントの絵は仄かに照る。俗にレンブラント・ライトという。「夜警」は分かるが「解剖」を画題にしても陰影が深い。 福岡県人会長の渡部一誠氏は世界的な解剖学の権威だ。この二世屈指のエリートにいま辞職を求める声が聞こえてくる。署名運動の結果、臨時総会で解任を突き付けられる可能性が高い。 伝統の農業実習生受け入れ ...
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5月10日(土) ボヘミアンが集まる所として知られるサンパウロ市ベシーガ区トレーゼ・デ・マイオ街を『二十四時間街』にしようという案が出ている。サンパウロ市、文化団体、商店、住民、教会が賛否両論に分かれてかんかんがくがくの議論を戦わしている。賛成派は『カフェー・ド・ベシーガ』の店主など飲み屋が多い。鶏肉屋は朝早くから鶏肉を買いに ...
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コラム 北朝鮮による日本人拉致は非人道機的で悲惨な事件だ。基本的人権を踏みにじる許し難くも哀しい物語りでもある。そんな国民の声を一堂にした集会が東京国際フォーラムで開かれた。この集まりを企画した人々は会場を埋めるだけの市民が来場するだろうかと懸念したらしいが、開会が近づくにつれ長蛇の列の人気に驚いたそうだ▼会場は瞬く間に六千 ...
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サッカーが大衆からかけ離れつつある。 先日発表されたプロ選手の長者番付には年収二十億円のベッカムを筆頭に十億円プレーヤーが九人。ブラジルからは十六億円のロナウドが三位に食い込んだ。 凡人が持ち得ない才能を持つ彼らが大金を手にすることに異存はない。 ただ、かつてはブラジルにこんな男もいた。 一九五八年のW杯で初優勝した褒 ...
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コロニア機関の事務局長の代替わりが最近激しく行われている。各団体が主催する様々なイベントなどを支える事務局の長の責務は実際、重い。 七月に日本祭りを控えた県連、同月に戦後移住五十周年祭を行う同祭委員会も四人目の事務局長を迎えた。 人文研の人の流れも左右すると思われる、宮尾進前所長の退任の同時期に新事務局長も決まっている。 ...
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5月9日(金) 武器、弾薬の販売禁止法案が上院議会で再び提出される予定。同法案は九九年にも提出され、〇一年には憲法・法務委員会でも承認されたが、いずれも強力なロビー活動の結果、禁止が制限に変更・緩和された。五日に発生した女子大生狙撃事件により、同法案の議論が高まると期待されている。サンパウロ州では九七年に武器所持が制限され、年 ...
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最近、コロニア作家による、長編小説の自費出版が目につく。松井太郎さんの『うつろ舟』、七千枚と予告されている宇江木リカルドさんの『花の碑』第一巻、第二巻、単行本ではないが「国境地帯」第九号に一挙掲載された伊那宏さんのノンフィクション『或る失踪事件の周辺』などである▼(ブラジル国内では)商業的には引き合わない、つまり売れない、少な ...
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中国船「天山海」が七日、業務を終えサンセバスチョン港を出港した。 市の衛生局は四日の入港を前に沖合十キロの地点で船内を検分、乗務員にSARSの疑いがないか、調べた。 市内は「ESTADO DE ALERTA」と、警告が発せられ、衛生局にはマスクが準備された。 が、現地からの情報によると、意外にも市民の反応は冷めたものだ ...
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