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コラム

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東西南北

3月21日(金)  マット・グロッソ・ド・スル州カンポ・グランデ市で十七日、武器不法所持容疑で二人の男が逮捕された。のち二人がサンパウロ州で起きた判事暗殺事件の犯人のモンタージュ写真の人物に似ていることが分かり、二人の取調べが始まった。しかし、事件の目撃者らは「この二人ではない」と一言。判事暗殺事件は再び振り出しに戻ってしまった ...

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コラム 樹海

 米国が十九日深夜(ブラジル時間)イラクと開戦した。第二次湾岸戦争である。なぜ、攻撃を始めたのだろう。既報のように、イラクは大量破壊兵器を廃棄することを国連で約束したにもかかわらず守らない、テロを支援する国家だ、といったあたりがその理由だ▼米国の軍事行動の底流については、諸説がある。つまり覇権主義である。最近よくきかれる「グロー ...

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コラム オーリャ!

 戦後移住五十周年記念祭委員会(中沢宏一会長)の事務局長席は依然空いたままだ。  現在、人文研の事務局員に収まっている松平和也氏が二月七日付けで退任してから、委員会関係者は各方面に募集を呼びかけてきた。  ようやく今月、事務局長が決まり、関係者は胸を撫で下ろした。しかしこの事務局長、元日本語教師という触れ込みだったが、サントス厚 ...

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コラム オーリャ!

 ブッシュ大統領が十七日、イラク攻撃開始への最後通告を突き付け、フセイン大統領がこれを拒否したため、開戦は不可避の情勢になった。  小泉首相は政治的判断として、武力行使を支持。逆に、ルーラ大統領は国連を無視した米国の独善的な行動を厳しく批判した。  「イラクの自由作戦」に対し、森田隆在ブラジル原爆被爆者協会長は、「一般市民に犠牲 ...

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東西南北

3月20日(木)  サンパウロ州イトゥー市のラザロ・ピウンチ市長は、十八日に裁判所から受けた「バス代値上げ命令」に対し、「市民の値上げに対する怒りを詩の形で伝えたい」とのメモ用紙を添えて、裁判所に市長自作の詩を送りつけた。詩の内容は値上げに反対するもの。市長は作家でもあり、自分の本の売上高を託児所建設に回すなどのチャリティー活動 ...

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コラム 樹海

 米のイラク攻撃が秒読みの段階に入った。恐らく、読者がコラムを目にしているときには開戦しているかもしれない。武力行使を回避する手立てはサダム・フセイン大統領と家族の亡命が残された唯一の道なのに─イラクは拒否してしまった。戦争は「悪」だし、誰しも戦争は好まない。けれども、戦うべきときもある▼米英と仏露独の対立をも生んだ攻撃だが、イ ...

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コラム オーリャ!

 先月五日、外務省の海外交流審議会が日本国内の外国人問題に関する第一回の部会を開いた。議事録を見ると、そこでは在日外国人全般をめぐる問題のほか、ブラジル人をはじめとする在日日系人の問題についても取り上げられている。  ある委員がこんな発言をしている。入国管理局側の話として、「九〇年の入管法改正のときには、日系人の日本滞在がこんな ...

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東西南北

3月19日(水)  十四日暗殺されたジアス判事の妻、クリスチーナ・エッシャー判事は十七日、TVグローボのニュース番組で、「夫が殺されても、わたしは恐れずに仕事を続けていく」と明言した。「判事殺害はイタリアのマフィアだけがやると思っていた。彼の死を無駄にしない。勇気を持って社会のために尽くしていく。例え殺されることになっても・・・ ...

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コラム 樹海

 「ぶんきょう丸」の出航が間近かとなった。あとひと月待たずして注目の船長も決まり、大海に船出する。文協(ブラジル日本文化協会)の改革委員会が新評議員一五〇人と補欠五〇人を推薦した。顔ぶれは妥当なところだし、大物の名も少なくない。丹念にひろい上げた配慮のあとがうかがえる▼名ばかり連ねるのみで過去一度も出席しなかった参加意識ゼロの委 ...

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コラム オーリャ!

 秋が近い。ショッピングに行けば衣替えをせかされる時期になった。  〈夏くればなつふくかるく身につけて潔癖なりしその生きの日々〉。亜熱帯に長いとつい服装に頓着しなくなってしまうが、季節に応じた身なりを整えようと思う。  スザノ福博村の大浦文雄さん宅にある歌碑で見た。父要さんの作品だという。「この碑はわが家のへそ。守っていきたいの ...

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