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コラム

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東西南北

3月13日(木)  サンパウロ州リベイロン・プレット市で十日、子供の誕生日パーティーを開いていた住宅に強盗二人組が入り、二人が死亡、一人が重傷を負った。強盗らは四歳の子供を殴り、小切手総額二万七千レアルと現金一千ドルを盗んで逃走した。警察は、強盗が同家に現金があったことを知っていたのではないかとみている。      ◎  TVグ ...

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コラム 樹海

 秋の叙勲候補者を一般からも受け付ける――とサンパウロ総領事館が発表した。くわしくは八日付本紙7面で報じられたとおり。幅広い候補者の中から選考したいとする総領事館の趣旨に賛成したい。戦後初の試みという前向きの姿勢がよろしい▼叙勲ではないけれど移民九〇年祭の外務大臣表彰(木杯)で生じた納得し難い例を苦々しく想い起こす。祭典委員会と ...

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コラム オーリャ!

 どうしてカルナヴァル本番だけ、ブラジル人は几帳面になるのか――。  練習では二時間遅れが当たり前だが、当日は一分の狂いもなく七つのエスコーラが四千人もの巨大なパレードを整列させる。また「バテリアの衣装にはチーム色が入っていないと減点」とかの細則が山ほどあり、羽飾りが欠けているだけで責任者は鬼のように怒る。  ハレ(非日常)とケ ...

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東西南北

3月12日(水)  サンパウロ市は救急車百台を所有するが、そのうち使用されているのはわずか四十台。残りの六十台は市保健局に放置されている状態。これらの救急車は、電話一九二番に応じるもので、保健当局側は、「放置車は十年前に製造された中古車ばかり。現在使用中の救急車も古く、新しいものでも一九九六年製。市はぎりぎりの状態で救急車を使っ ...

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コラム 樹海

 北朝鮮が北東部沿岸の新城里からまたもミサイルを発射した。地対艦ミサイルらしく日本海上に落下しているが、日本としては黙視するわけにはいかない。先月の二十四日にも発射したばかりだし今回も予測されてはいたけれども、こうした北朝鮮の「危険な遊び」とでも呼ぶべき瀬戸際政策が近隣の安全保障に与える影響は際限もなく大きい▼もし、これが弾道ミ ...

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コラム オーリャ!

 わがコロニア文芸界では特に短詩型の分野に女性の作者が目立つ。そう聞いて、「国際女性の日」だった八日付本紙のニッケイ俳壇を一瞥すると、投句者のほとんどが婦人で占められていた。  日本の文壇も女流作家の台頭が著しい。  先の芥川賞で史上最年少候補となり話題をさらった女子高校生がいれば、受賞者は大道珠貴さんだった。片や、九二年からの ...

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東西南北

3月11日(火)  大サンパウロ市圏サンベルナルド・ド・カンポ市で五日、交差点で飴玉を売っていた露天商の男性(二五)が男女の乞食二人に刺殺された。警察は、二人が露天商の縄張りを乗っ取ろうとしたため争いが起こったとみている。犯人の女は自分が使っていた松葉杖で露天商を殴り、男がナイフで刺し殺した。男女は松葉杖を残してすぐに現場から逃 ...

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東西南北

3月8日(土)  サンパウロ市ピニェイロス川沿岸の環状高速道路で事故を起した市警刑事が、被害者を救助せずに逃げたことで四日、逮捕された。三日、刑事はパトカーを運転中に前方の車に突っ込んで、車は炎上し、後席にいた二人が焼死した。前に座っていた二人は付近にいた人々や軍警、消防隊に救助された。衝突時、パトカーのナンバープレートが落下し ...

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コラム 樹海

 カルナヴァルを彩るサンバの激しい響きが静かになり灰の水曜日を迎えると急に涼しさが増してくる。毎年のことながら秋が近づき野や山の色も変わってくる。海岸山脈を白色と淡紫色で染め尽くすクワレズマは四旬節の名を借りたものながら何となく寂しさを感じさせる花だから不思議といえば不思議だ。その昔─失恋の花と教わったけれども、真偽の程は置くと ...

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コラム オーリャ!

 コリンチアーノ恐るべし――。初めて目の当たりにしたカルナヴァルで、改めてそのパワーのすごさを思い知らされた。  初日、ガヴィオンエス・ダ・フィエルが登場を控えると突然、サンボードロモ内にはコリンチアンスの紋章を象った小旗が打ち振られ始めた。  幼いころからサンパウロFC贔屓の私は、居心地の悪さを感じざるを得なかったが、ディスフ ...

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