コラム
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コラム オーリャ!
この週末は、各伯字紙に東京のデカセギ・シンポの記事が掲載されたが、どこか他人事風だった。むしろ、それに先立つ十三日のフォーリャ紙意見欄にあった在東京のクローヴィス・ロッシさんの投稿は興味深かった。
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コラム オーリャ!
出稼ぎは、日本の作家の持ち駒を増やした。 桐野夏生の『OUT』には、弁当工場で働く二世のカズオが出てくる。主人公に絡む重要な役所だ。馳星周の『漂流街』はデートクラブに勤務するマリオ(三世)を軸に話
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東西南北
2月25日(火) サッカー応援団系サンバ・ブロッコが衝突、犠牲者三人を出した事件で、サンバ界の巨匠とされるエヴァリスト・カルヴァーリョ氏(七一)は、「サンバ愛好家にとってサンバ会場は神聖な地。殺人鬼
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コラム 樹海
このところ外務省批判が厳しい。公金を使って私物の絵画を購入した総領事閣下がいたり、日本の外交官なのか赴任国の官僚の役目をしているのか不明な大使さまがいたりもする。先だってまでアジア欧州局長だった某キ
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コラム オーリャ!
空想の世界の人物が時に現実として姿を表すことがある。 熱血教師を描いたTVドラマ「金八先生」。多感な中学生を受け持つ主人公が、生徒との摩擦や対立を乗り越える「師弟愛」の物語だ。 〈こんな先生いね
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東西南北
2月22日(土) テレフォンショッピングやテレフォンセックスを売り物にする業者は有料情報提供回線、〇九〇〇や〇三〇〇を使って営業してはいけない、との判決が下された。テレフォニカとエンブラテルはそれら
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コラム 樹海
三浦敬三さんは凄い。今年で白寿を迎えた老スキーヤーながらフランスの氷河を二四キロも走破したのだから─そこらのご老人とは大いに違う。若い頃から名スキーヤーであったが、フランスに乗り込む前には北海道で
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コラム オーリャ!
先日アニェンビーの大ホールで行われた韓国移民四十周年記念式典。 開始予定時間は七時だったが、来場者の到着が遅れたため、式典が始まったのは八時過ぎ。 二時間を越える式典後、韓国料理が供されるの
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東西南北
2月21日(金) サンパウロ州ロレーナ市の州立校で十八日、十四歳の少年が級友(一四)に殺害された。二人は以前から仲が悪く、この日もけんかとなった。級友は少年を殺すと脅し、学校の塀を飛び越え、ピストル
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コラム 樹海
サンパウロ日本人学校の児童たちにとって、グアタパラ移住地は、「また行きたい」ところである。移住地は毎年、同校小学部六年生の修学旅行先だ。昨年、一泊(ホームスティ)旅行後、一行十八人は同地文協に礼状を