1月17日(金) ミナス・ジェライス州保健局によると、同州農村地帯セーロ市で、少なくとも一人が黄熱病で死亡した。ほか二十六人も、黄熱病にかかったと思われる。その前に死亡した四人の死因も調査されている。この地方を訪れる人々は、少なくとも十日前に黄熱病予防接種を受けるよう指示されている。 ◎ 同じくミナス州で十六日未明 ...
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コラム 樹海
カンポス・ド・ジョルドンの援協の老人ホーム「桜ホーム」には、立派なゲートボール・コートがある。だが、プレーする人はいない。入居者は、プレーする体力はありそうだが、気力や関心がなさそうだ▼十九人の入居者には、発声を含めた体操、簡素なゲーム、ホーム内清掃などにより日常生活に小さな変化がつけられている。NHKの映像は、他人が推し量る ...
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一九九五年の今日、日本時間で午前五時四十六分。ピンと来るだろうか。阪神・淡路大震災である。テレビの中で燃え盛っていた神戸の町並みを今でも思い出す。 神戸市東灘区には、震災で親などを亡くした子供の精神的なケアを目的として建てられた「レインボーハウス」がある。 地道なケア活動の結果、「自分も死ねばよかった」と思っていた時期を脱して ...
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1月16日(木) サンパウロ市は、ロタソンの運賃をバスと同じく一・七レアルと定めた。サンパウロ市南部のロタソン協同組合は、「乗客一人当たり〇・三レアルを市に支払わなければ、営業許可を無効とする」というサンパウロ市の増税行為に反発し十三日、サンパウロ市を告訴した。ちなみにバス会社の場合は、市に一人当たり〇・〇二レアル支払っている ...
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少し旧聞ながら国立国語研究所が外来語の日本語への言い換え例を発表した。今、日本の病院に行けば必ず耳にするだろうインフォームド・コンセントは納得診療。スクリーニングをふるい分けなどを提案している。何しろ年間にほぼ五〇〇語もの外来語が入り込んでいるそうだから国が真剣に取り組むのも当然すぎるほどに当然だ▼だが、日本への外来語は大昔か ...
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草の根無償資金の贈与署名式が十日、援協傘下のやすらぎホームで開かれた。池田維大使の都合上、午後四時から午後四時四十五分まで、時間厳守で進めなければならなかった。 来賓のエロイ・ピエッタ・グァルーリョス市長がブラジルの習慣で遅れると、関係者をやきもきさせた。案の定、約三十分遅れで到着、何とか式に間に合った。 あえて、ピエッタ ...
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1月15日(水) サンパウロ市内のブラデスコ銀行強盗事件で、流れ弾に当たった男の子(七つ)は、父親が小切手を現金に替えるのを、支店の外で待っていた時のことだった。銃撃戦が始まった時、自転車の上に座っていた男の子は、持っていた傘を開いて、銃弾から身を守ろうとし、傘は銃弾で穴だらけ。「父親は、ショックでインタビューに応じることはで ...
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本紙元旦号に『日本移民一〇〇周年記念基金』設立を――が掲載されている。提唱者は、脇坂勝則氏(サンパウロ人文科学研究所前理事長・現顧問)。この基金は《日本政府よりの贈与》により年間十億円ずつ三年間かけて計三十億円で立ちあげる。運用益をもって文化・学術振興を図るとしている▼これに早くも反響があった。パラナ・アラポンガスの一読者から ...
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サルバドールで〃聖戦〃が勃発した。かたや、このコラムでも以前とりあげた、TVメディアを駆使して大躍進中のエヴァンジェリコ派教会ウニヴェウサル・ド・レイノ・デ・デウス、もう一方はアフリカ伝来宗教のカンドンブレだ。 今年初めからウニヴェウサルが経営するTVレコルジ系列が、番組の中でカンドンブレ批判をはじめ、それに対して、パイ・デ ...
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1月14日(火) 昨年の大サンパウロ市圏でのシャシーナ(大量虐殺事件)は六十七件で、二〇〇一年より一件多かった。死亡者数は二百二十三人で、〇一年の三百二十七人より百人ほど少なかった。一方今年は新年早々からシャシーナが発生。大サンパウロ市圏ジアデーマ市では二日夜、男性三人が頭部を撃たれて死亡。十二日にはオザスコ市で、男性三人が射 ...
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